この御簾はサイズオーダーもできますが規格寸法より割高になります
この簡易御簾のことを知らない人が多くて、問い合わせての中でも間違った使い方を考えているようなので先に書いておく。
この簡易御簾は神輿、山車、外宮、祖霊舎では使いません。
この用途のときにはこちらの神前御簾を使います。
では簡易御簾をどこで使うのか?
箱型の神棚、棚板の幕板などが代表的かな。
箱型の神棚であれば上部の内側に取り付けると綺麗な御簾になるぞ。
棚板の幕板であれば幕板の内側に付ける。
共に内側ってこと、外側にペタンと貼り付けるようなことはしない。
神輿、山車、外宮、祖霊舎でこの簡易御簾を付けたいと問い合わせをしてくる場合、ほとんどが価格面で安いほうを選ぶからそうなる。
高いほうを選ぶというより、適材適所のものを選ぶわけなんだけど、簡易御簾と神前御簾では価格差があるからこれはしょうがないよな。
でもね、使うべきところではないのに使えるからどうぞでは専門店のアドバイスにならない、量販店のアルバイトに聞いているのと変わらない。
それと神輿、山車、外宮、祖霊舎に限って言うと、サイズオーダーで特定の寸法で聞いてくることが多いからこちらもピンとくるものがある。
使う場所がほぼ決まっているので寸法もなんとなく似通っている。
このときにはこの簡易御簾のサイズオーダーで当店は作りません。
簡易御簾と神前御簾は全くの別物なんです。
神棚なら最適な簡易御簾、そこで使うためのスダレ。
取り付け方法は小釘を入れてあるから、それを使えばいいでしょう。
紐に引っ掛けるようにしてもいいだろうし、竹ひごの間に釘を挿してしっかり取り付けてもいい。
テープで留めたりはしない、ガムテープなどは必要ない。
神棚がとても明るくなります。
それと目隠し的な意味合いにもなるけど、全面を覆い隠すような御簾ではないので上部の中吊り寸法と言われるような掛け方で綺麗におさまるようになる。
それと「神棚の屋根の軒下には付けません」・・・これも過去に問い合わせであった内容なんだ。
扉御簾というものがあるので、それは扉の内側に付ける。
このような横長の御簾は社本体には付けない、外枠のような場所がいいだろう。
御簾2尺用 国産神具を使おう
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興味のある方は是非ご覧ください。