扉御簾の選び方のコツは幅で選ぶこと 下は空いても気にしない
すだれっていうものを知らないと、画角いっぱいに四方に隙間なく掛けるものだと勘違いをしていることもあるでしょうけど、基本、下が空いても構わないし、もしろ、空いているもの程度に考えているほうが自然なのね。
間仕切りとしての役目があるものなんだけどね、真下まで垂れ下げるのはむしろ例外的な使い方なんです。
お座敷すだれ、神前御簾、仏前御簾などいろいろな御簾があるけど、今回のものは「神棚の扉に取り付ける御簾」。
御簾・・・みす・・・と読みます、「ずだれ」でもいいんだけど一般的に神仏の場合には「みす」と読むことがほとんどなので知っておいて。
神棚の扉を開けておく場合によく使います。
ん? なんだ?
と思う人もいるかと思う、神棚の扉は閉めておくものという場合には、付けても見れないから必要ないかもしれない。
感覚的には、扉を閉めてある割合は7割、そして、開けてある割合は3割ぐらいかなって思っているんだけど、扉の開閉は日本の地域とか関係なくて、身の回りで開けてある人がいたら自分もそうしているみたいな、見様見真似的な習慣に近いのかもしれないな。
見ればわかるかと思うけど、幅寸法で選ぶだけです。
むしろ、幅で選ばないと御簾が当たって扉が入れられないなんてことになってしまうことも、神棚の構造上考えられるので、まずはご自身の持っている神棚を見てからかな。
取り付けも簡単。
内側に取り付けるわけなんだけど、小さな釘で留めるのが一般的なので、ガムテーム、両面テープなどは使わずに、付属してある小釘を使ってもらえばいいかと思う。
あってもなくてもいいというものなんだけど、高級感が出ることは間違いない。
扉を閉めてあるときには見えないものだ。
ただ、扉を開けてある場合には神札が丸見えを避けたいこともある。
そもそも神社に言っても丸見えの状態ってそうないかと思う。
この3サイズでほぼ対応できるけど、サイズオーダーでも作れる場合があるので、そのときには問い合わせてみてください。
ただ、一枚一枚になってしまうので割高になります。
それと、この御簾は神輿や山車、外宮には使いませんから注意してください。
予算の都合でこのような簡易的な御簾を選べば安上がりと早合点してしまうこともあるかと思うけど、神輿・山車・外宮では本格的な神前御簾を使います。
寸法を聞くとピンとくる場合があるので、そのときには聞き返すことがあるぐらいなんですね、間違ってもこれら高級なモノに簡易的なモノは付けないでください。
縦横40cmぐらいで依頼をする場合には、ほぼ神輿・山車・外宮かな。
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興味のある方は是非ご覧ください。