最後の仕上げに上敷鋲を縁に挿しておくこと忘れないように
ゴザの敷き方で上敷鋲を挿さない人たちがいるようですが、い草上敷きは畳に鋲を挿さないと固定しないので必ず挿しておくことを忘れないように!
もはやこのようなことは書いておくような話でもなく、書いていないから知らなかったという話でもないので、おそらくどの店も説明していない、というか説明不要の事柄ですね。
それから、い草上敷きの折り曲げについても、間違った敷き方をしていることが多くて、習慣的なことなんでしょうけど、基本としては「折り曲げずに切り落とす」ことが正しいわけだ。
ただ、一昔前からゴザを敷いている家庭では折り曲げて敷いていることもあって、せっかくの機会だから、折り曲げ敷きからの脱却を図ってもいいかもしれない。
い草上敷きの縁は固定を兼ねているから、部屋の端、箪笥の前などにくるようになっているのが理想的なんです。
折り曲げてしまうと縁が隠れてしまうし、盛り上がってしまう。
箪笥の下に潜り込ませたりもするだろうけど、箪笥が斜めになってしまうことも多々あるはずだから、箪笥の下には敷かないように。
上の画像のような敷き方をしている場合には即カットを強く薦めます。
買ってきたゴザが大きかった、長かったなんてことはよくある話なんだけど、この余分な部分は切り落としておく。
そして補修用ヘリテープを貼って、上敷鋲を挿しておく。
一度やってみるとさほど難しい作業ではないことに気づく。
っで、どんな風に作業を進めればいいのか、補修用ヘリテープってそもそも何? という場合には、下のYouTubeを見てください。
No.7の縁 ござの縁補修の決定版 補修用ヘリテープ 専用品
https://item.rakuten.co.jp/omakase/omakase_heri_007_mail6s/
興味のある方は是非ご覧ください。