神仏前用の簾を家庭で使う場合には床の間、仏前などがとても多い
まず、神前御簾、仏前御簾のパーツのバラ売りはしていないので、房だけあるか? 金具だけあるか? という問い合わせがちょいちょいありますが、当店ではできません、バラ売りをしている店を探してください。
それと、他店で購入されている御簾の修理もしていません、自前のものだけ対応しています。
この修理についてはお座敷すだれでも同様なことになります。
神社からの修理依頼もたまにあって、全て断っています。
こういうものはどこで作ったものでも同じように見えるのだろうし、違いもよくわからないこともあるだろうし、修理ぐらい簡単だろうと思われがちなんですけど、修理のほうが難しいんですよ。
ヘリが擦り切れた程度なら修理でいいでしょうけど、新しく作ったほうが安いことも多い、早く仕上がるなど、こういうのって利点ですよね、だから、相当な思い入れのあるようなものでなければ、新しく作り直したほうが賢明だと思います。
ぶっちゃけ、運搬費も馬鹿にならない時代なんです。
神社で使う御簾の場合には、横幅が長いことが多くて、2メートル超えなど当たり前にある、そうなると運搬するとき大変なんです、運賃もかなりはる。
修理代金のほうが安いんじゃないかって思うこともしばしばある。
新しいのに竹ひごを折ってしまったとか、雨漏りのせいで黒く染みが付いてしまったとかなら修理しても無駄じゃないなと思うけど、十分使って黒ずんできた御簾なら取替時期なんですよ。
飲食やサービスと違って、消えて無くなるものではないから、長く使いたい気持ちもわかるけど、モノにはやはり経年劣化でもう十分使っただろうというラインがあるので、そんなことも考えつつ新しくされてみてはどうでしょうか。
家庭で使うときには、それほど大きなものは使いません。
幅にしても3尺ぐらいが多いかな、下がりについても巻き上げておくから3尺以下でいいかもしれない。
巻き上げるってことは「中吊り寸法」になりますが、丸めておくと雰囲気がいいから、少し長めにして下がり3尺程度で作るわけです。
範囲内なら料金変わらず、、、ということで、範囲内の最大寸法で作る人もいる。
下のYouTube動画は祖霊舎用の本格的な神前御簾になります。
このサイズで仏前用はありません。
小さな神前御簾になりますが、本格的な神前御簾です。
なお、簡易的神前御簾と混同しないようにしてください、使い方、使い道、使う場所が全く異なりますので、本格的な御簾を使う場所で簡易的な御簾を使わないように。
祖霊舎、神輿、山車、外宮では本格的な神前御簾を使います。
神棚であれば簡易的な神前御簾で十分です。
神前御簾 仏前御簾 幅3尺以下・下がり3尺以下 範囲内で自由寸法製作
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/misu-004.html
興味のある方は是非ご覧ください。