神棚では簡易的な御簾 祖霊舎では本格的な御簾 使い分けが必要
レプリカというものがあって、本来のものは高くて手が出せない、もうすでに存在しない、他所でも見せたいのに数が少なすぎる、などの理由で本物そっくりのものがありますね。
神具の世界もそれと似たようなものがあって、そのひとつが「すだれ」なんです。
すだれ・・・このようなものにレプリカなんか誰も気にしないと思う。
それ故に知らない人に説明を怠り販売してしまう業者もいるのかもしれないし、また、購入者側もそれでいいと思って、反対のものを選んでしまうことも考えられる。
実際、神輿、山車、外宮などで使いたいけど予算の都合で安い御簾を探しているという問い合わせは何件もあります。
神輿、山車、外宮などでは本格的な神前御簾を使うのが基本中の基本なので、これらの場所では簡易的な御簾の使用は薦めません。
家庭に話を向けると、祖霊舎、神徒壇、神道祭壇などと呼ばれる祭壇形式の場所では、ほぼ100%の割合で本格的な神前御簾を使います。
したがって、ここを簡易的なもの、本格的なものを入れ違えてしまうと、後々後悔します、どうしてあのとき予算をケチったんだろう、、、ってね。
祖霊舎、神徒壇、神道祭壇、神輿、山車、外宮・・・こちらの場所では必ず本格的な神前御簾にしてください。
神棚では簡易的、本格的のどちらでもいいけれど、簡易的なほうがよく使われています、本格的なほうを使うとなると神棚も棚板も相当な高級品になるのではないでしょうか。
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下のYoutube動画は神棚で使われる簡易的な神前御簾になります。
祖霊舎などの祭壇ではまず使いません。
適材適所で対応してください。
神棚で本格的な神前御簾を使うと仰々しく、祖霊舎で簡易的な神前御簾を使うと大きく物足りないようなものに仕上がってしまいます。
造り方、素材など全くの別物です。
祖霊舎向けの本格的な神前御簾 約幅60cm・下がり15cm
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/soreisya-misu-005.html
興味のある方は是非ご覧ください。