普通は手書きになる 機械文字は位牌のように塗装したものにする
御霊(みたま)っていうものは神道の人口が絶対的に少ないため、さらに、お仏壇の中にある位牌のように見せることもないので、知らない人がとても多いわけです。
というか、お葬式ひとつとっても、神道の場合には表書きをどうするんだ? なんてことも多々あって、とても身近なものなんだけど誰も知らないなんてこともあったりして、ともかくその原因としては、身の回りに神道が少ないということなんだろう。
仏教と違って神道のお葬式はお金がかからない。
びっくりする人が続出するぐらい費用面では低くなる、どうしてお坊さんはそこまでお金を取るのかと言いたくなるぐらいかからないので、一度、そこら辺を調べてみると面白いかもしれない。
ところで、神道にも仏教でいうところの位牌のようなものがある。
一般に「霊璽 れいじ」「御霊 みたま」などと言うので、位牌とは言いませんからこれも知っておいてね。
その御霊なんだけど、無塗装の白木で作ります。
神道全般に多いスタイルとして、白木なんだよね、檜素材を使う。
良い素材だから無塗装にする、雑木ならば塗装する。
こういう霊璽・御霊もピンキリの世界なんだけど、余り激安品には手を出さないほうがいいと思います、まともなものを選ぶこと。
稀に、名入れをしてくれるのか? という問い合わせがあります。
これは神職の仕事になるので、こちらでは書くことはありませんね。
墨書きになるかと思う。
一発勝負なので、、、こう言ってはなんだが肝心要の神職から問い合わせがある。
やはり、文字が綺麗ではないとか、失敗したらどうしようとか、そういうことなんでしょうかね。
位牌の場合には塗装している面に文字入れをするせいか、今では塗料を使い機械文字でマシンの中でサクサク出来上がるようですが、墨の場合には手書きです。
それと機械文字が難しい点としては、墨なので木目次第でにじみ具合がそれぞれ違うというのも、手書き主流の要因なんですね。
まぁ、こういうのはどちらが良いのか判断が難しいかもしれないけど、ともかく、名入れは神職の仕事ということです。
仏教でも神道を受け入れているお寺の場合もあるので、霊璽を用意しておいてくれという場合には、高さと形状だけで選べるようになっているので選びやすいと思います。
霊璽 御霊 檜角型 高さ6寸 尾州桧
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興味のある方は是非ご覧ください。