御霊は仏教で言うところの位牌のようなもの ただし目的がいろいろある
御霊(みたま)のことを霊璽(れいじ)とも言うのでこんがらがることがある、ただ、霊璽と言うとほぼ目的はひとつで人物に限定されるけど、御霊というと対象となるものが人物に限らないのでさらにこんがらがる。
話がずれるがネット通販を始めた当初、この霊璽・御霊について書いた文章を商品ページに記載をしてそれとなくわかりやすく解説をしていたけど、知らず識らずの間にあちらこちらのネットショップで転載されていた、無断盗用になる話なんだろうが実はその文章には誤字脱字があって・・・今、転用先を調べてみると全部そのまま誤字だった。
おまかせ工房で最初に書いたものがコレなんだけど、誤字脱字は修正済み、似たようなものを神棚や神道のものを販売している店で見かけるかもしれない。
場合によっては何でもかんでも販売するような店でも神道用品のページにはコピペしていることもある。
業者はコピペするだけで内容なんか誰も読まないね、初期バージョンの誤字のままの店もあるしどうしょうもない。
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ところでこのように御霊には種類がある。
神道に改宗する場合にはその人が初代になるからどれを選んでもいいでしょう。
すでに祖霊舎、御霊舎などがあればそこに収まるサイズのものを選べばいい。
代々神道の家系の場合にはすでに霊璽があるので類似品を選ぶことが多いはず、特殊な御霊を持っている場合には作ったところに再依頼してもいいかもしれないけど、販売したところが残っていないことが多いので無理に類似品にしなくても全く問題ありませんから安心して。
それと代々続いていると御霊だらけになりやすい、そんなときにはひとまとめにしておくほうが都合がいいから繰出型を使ってみてください、10人分が一括にできます。
と言っても「霊璽」であればこの通りなんだけど、「御霊」となれば使い勝手が違うので人ばかりではないし、御幣に至ってはさらに使い方がいろいろある。
それとたまに「霊璽への文字入れをしているか?」と問い合わせがある。
文字入れは神職の仕事なのでこちらでは書くことはありません、仏教で使うような位牌に機械で書き込むようなこともない。
普通、神職なら文字の練習はしているはずなので字が綺麗なはずです、あくまでも誰でもそうだなんて言えないけどね、だって神職から「文字入れできる?」なんて聞かれるから。
霊璽に機械文字ではダメです、綺麗に見えるけど手抜きです、肉筆で墨が基本。
不明なことがあれば身近な神職を頼るといいかと思う、私達も全く知らないわけではないけどかなり個別個別で違いがあることが多いので、その人に適した行い方は神職に聞いたほうがいいかと思う。
御幣8寸 尾州桧
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興味のある方は是非ご覧ください。