仏教で言うところの位牌に相当するものが霊璽(れいじ)
霊璽と御霊はちょっと違う部分があるので、霊璽と言っておけばこの単語は御先祖様でしか使わないように思う、仏で言うところの位牌に相当するものです。
ただ、霊璽として使わないで他の用途でも使う種類のものがある、、、こんな話をするとややこしいから、今回は霊璽利用としての御霊にしておこう、、、ってどうしてもこんな下りになってしまう。
こちらのものは主に業者向けになるかな。
個人でも購入されていく人がいるけど、業者側が用意をして顧客に渡すような感じになることが多いかもしれない、業者というのは葬儀社のみならず神社やお寺なども含まれる。
お寺? それなら位牌なのでは? と思う人もいるはずですが、神道の場合には神職だけではなく僧侶でも葬儀をしますよね、墓地に行けばそこの宗派のみのところもあるでしょうけど、宗派と神道とか、宗派とその他の宗派とか、最近では無宗派専用とかいろいろある。
なお、神道の家の場合には墓石の形に共通点が似通っているかも。
錦覆付 | 檜角型 | 操出型 | 御剣型御幣付 | 御剣型 | 御幣 |
高さ4寸 | - | 高さ4寸 | - | 高さ4寸 | 高さ4寸 |
高さ5寸 | 高さ5寸 | 高さ5寸 | - | 高さ5寸 | 高さ5寸 |
高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 |
高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 |
- | 高さ8寸 | 高さ8寸 | 高さ8寸 | 高さ8寸 | 高さ8寸 |
- | 高さ9寸 | - | - | - | - |
霊璽の選び方は形と高さ寸法で選びます。
形は見ればわかるので用途に応じたものを選ぶだけ、寸法については御霊舎、祖霊舎などの内寸で選ぶ。
もし、何体もあって内部には置けそうもないときには、繰出型を使って10体分をひとまとめにしてください、数体のときでも使っても全く問題ありません。
御幣、御剣型御幣付きについては、幣を各人で作って挿しておきます。
幣は自作をするものなので、一度作っておけば誰でも作れます。
紙垂や幣はわざわざ買うものでもないと思う。
「紙垂の作り方」「幣の作り方」などで検索をすればたくさん出てきます。
しかし、日本に居ながら日本のものを使わないケースがありとあらゆるジャンルで増えてきて、身の回りのモノのみならず、食べモノに至るまで止まる様子が見えませんね。
このような神具、仏具の小さな市場規模のジャンルでも同じことが言えます。
せっかくだから国産神具を使いましょう。
国産霊璽 繰出型 高さ4寸 御霊・霊璽は高さ寸法で表記をします
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/mitama015.html
興味のある方は是非ご覧ください。