強度の面でも取扱の面でも八足台は組立式を使ったほうが良い
八足台(八脚案)には脚を「固定するタイプ」と「組み立てるタイプ」のものがある、おまかせ工房ではどちらでも作れるけど、家庭で使う場合、固定式というのは小さなものであればいいけど画像のような大きなものの場合にはオススメできない。
家庭で使うのであれば組立式が良い、絶対そうするべきっていうぐらいそう考える。
今年に入ってからも何台か注文があって順次作らせてもらっている。
神棚を置くための台として利用するようなので高さ寸法はかなりあって、120cm~150cmぐらいの総高のものばかり。
このぐらいの寸法のもので「固定式」を作ると天板と脚の組み合わせ部分を痛めやすくなる、簡単に言うなら「折れる」感じになるので避けたい。
もし、固定式で作ることを考えている場合なら高さ50cmぐらいの祖霊舎の手前に置くぐらいの高さ寸法のものならいいでしょう。
神社など一度置いたらまず動かすことがない場所なら固定式でもいいだろうし、取り扱う人が慣れているからそれでもいいだろう、しかし、家庭内の場合には壊すだけです。
棚板を天井に取り付けて祭るスタイルもあれば、このような八足台を使って置く感じで祭りたいことも増えてきて、床の間に置きたいとか、居間で祭りたいとか、需要がそれとなく増えてきている。
二段式にしておく人が多いかな。
一段式を2台置くのではなくて、二段式として作るほうがより安定する。
それと素材についてなんだけど多くの場合、北米産桧(スプルース)で作ることのほうが多い、国産桧でこの八足台を作るのは法人が目立ちます。
八足台というものは一枚板で作ります。
合わせ木、繋木、接合板で作るタイプのものであればもっともっと安く作れますけど、おまかせ工房では一枚板だけ。
価格だけで選んでしまうとそこら辺がわからないこともある。
二段組立式八足台 八脚案 北米産桧 幅2尺5寸
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/shinto-hassoku-2-005.html
興味のある方は是非ご覧ください。