天板は一枚もので作るのが八足台の基本 板の合わせつなぎは使わない
画像を見てピンとくる人もいれば、どうして八足台なのに脚の写真なのかと全くわからない人もいるかと思うけど、八足台を知らないことには話が始まらないわけだ。
長尺という言い方のほうがわかりやすいかもしれない、ともかく八足台にしてはやたらと高さがあるものをよく作ります。
高さ5尺ほどがもっとも多いけど、150cmの高さになる八足台。
神棚の置き場所、祭り場所に変化がでてきたということかな。
従来であれば棚板の上に置いて、、、ということでそりゃ立派な棚板を用意していたもんなんだけど、天井ではなくて置いて祭りたいという要望が少し増えてきたような気がする。
要するに神棚の設置台・・・棚ではなく台になるということ。
ともかく場所が必要になるから、床の間などを利用することもあるけど、奥行きと幅の分は必ず必要になる。
これが棚板であれば天井だから気にならないはずだけど、もっとも棚板の下に八足台を置いている家庭もたくさんあるので、気にするほどのことでもないかもしれない。
ただ、一段式であれば奥行き24cm~30cmほどだけど、二段式、三段式となればその倍数分の奥行きを必要とすることは知っておいてください。
例えば、二段式を作るとき、一段式を2台並べるような形で置くより、二段式として作ったほうが見た感じスッキリする、横から見て脚が8本あるのと画像のように4本あるとを頭の中で見比べるといいでしょう。
ならば三段式になるとどうなるか?
一段物を3台並べると12本の脚になるけど、三段式は脚が6本になる。
スッキリさせるには12本は避けたいところ。
それと八足台には「固定式」と「組立式」があるから、そこら辺は過去のブログでさんざん書いてあるので今回は省略します。
それでも触り程度書いておくと、強度面では組立式に軍配が上がるから家庭で使う場合には組立式にしておくほうが後々いいので是非そうしておいて。
固定式は置いたら触らない、動かすこともほとんどないような場所のときだけ。
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