長い廊下敷をい草で作りたいときにはサイズオーダーで作れます
長いも短いもないんだけど、廊下にい草上敷きを敷きたいということがある。
特注サイズ製作と聞くと、随分高くなるんだろう、と思う人もいるかもしれないけど、畳数で計算するだけだからサイズオーダーで作る場合と変わらない。
長い長いと思ったところで、家庭で使うのであれば5メートル~8メートルぐらいなんじゃないかな、15メートル、20メートルの長い廊下敷は舞台演出ではよく使うけど、そんな長さは家庭ではなかなかないね。
おまかせ工房でもちょいちょい問い合わせてくれる人達がいるんだけど、長さを1畳の寸法で割るだけで計算できるから、事前に見積も確認できやすいと思う。
廊下だから幅は80cm~85cmぐらいかな。
例えば8メートルの一枚物の廊下敷を作るのであれば、五八間の5畳の計算。
800cmを176cmで割るだけ。
オーダーメイドの料金になるけど、まぁそういうこと。
特に特殊な仕様でもなんでもなくて、単に今時それを作りたいと思う人が減っただけで、ちょっと前であれば当たり前にして作っていたものなのね。
どうして減ったのか?
それも至って単純明快で、家の中に廊下が減った。
回り廊下なんかない家が増えたんだよ。
昔は回り廊下にゴザを敷いていた家も多かったというだけ。
これが平均的なマンションだと玄関から居間までが唯一の廊下になるだろうし、団地になると玄関を入ると食卓になっている間取りが多いから廊下がない。
建売分譲住宅でも隣接して分譲するから回り廊下なんか作る理由もないし、廊下より部屋にしないと坪数が足りない。
いろいろな諸条件が重なって、廊下敷をしなくなったというわけさ。
廊下敷にすると素足で生活できるから快適なんだけどね、夏でも冬でもね。
むしろ今では贅沢品なのかもしれない。
さらに上級者になると、板廊下なんかやめてしまって畳廊下にするんだけど、これは予算がないと・・・・。
純和風建築のここ一番の見せ場なのかもしれないけど、スリッパなんか出さないわけ、いらないんだから出すわけがない。
回り廊下の畳廊下はもはや殿様御殿ですよ。
それだけ今では少なったということなんだけど、畳廊下も車ほど費用の掛かるもんじゃないんだけどさ。
まぁなかなかそういう部分には費用は出しづらいと思うけど、改築リフォームするときには、アイデアのひとつとして考えても面白いかもしれない。
板の間の廊下敷の場合には、すべりやすくなることがあるから、敷き詰める感覚で作るのね。
左右で押さえるみたいな。
だから、人の歩かない端っこまで敷き詰める感じ。
それでも滑ってしまうようなら、ゴムを敷いておくとかいろいろ策はある。
い草上敷きで作れば両面使えるし、とても経済的ですよ。
長い廊下敷をい草で作りたいときにはサイズオーダーで作れます
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興味のある方は是非ご覧ください。