扉御簾は扉を開けて神札を丸見えにしているとき使うといいかもしれない
向こう側が見えるようで見えない、見えないようで薄っすらと見える、、、スダレというものは実に淫靡な雰囲気を醸し出し、神秘性を増しているものなのだろう。
近づけば見え、遠ざかれば見えない、中からは外が見える。
顔を見せない文化が強いと御簾の利用方法も異文化の人たちには理解できないらしいが、日本では昔々からスダレを様々な場面で使ってきたわけだ。
歴史の大物のみならず、神仏の分野においてもそうだろう。
特に神になると御簾をよく使う、御簾は「みす」と読みます。
そのような大物の話ではなくて、家庭の神棚でもよく使われるんですよ。
特に、神棚の扉を開けてあるときかな。
神棚の扉を開けておくべきか、閉めておくべきかの話は今回しません、過去に何度かしているから。
っで、閉めていても使うことがあるし、開けてあっても使うことがあるのが扉御簾というものなんだけど、後から取り付けることができる。
その扉御簾の取付方法が下の図解です。
以前、付ける場所を知らない人がいて、扉の表側に取り付けていたりしていたから、アドバイスをしたことがある、外側じゃない内側に取り付ける。
ここで注意をして欲しい点として、扉御簾は横幅で選ぶということ。
え? 長さではないのか? 下まで欲しいんだけど・・・という話もあるけれど、スダレというものは真下まできている必要はない、空いていても問題なし。
むしろ、左右に隙間があったほうがまずい、格好が悪い。
ということで、横幅で選んでください。
それと、一社の場合には社の内寸寸法は必ず確認しておくこと。
社の内部に入るからね、内寸より幅の広いものは選んではいけない。
取付方法は至って簡単です。
小さな釘を付属してあるから、左右に一本づつ打てばいい。
予備の釘も入れてあるけど2本で十分です。
神棚につける御簾 扉御簾 大サイズ
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興味のある方は是非ご覧ください。