工芸品は購入した店に依頼をする どこの店も他店のものは扱わない
商品というものは使い捨てのものもあれば、長く使うもの、それから食べればおしまい、飲めばのおしまいのような消え物と言われるものなどいろいろある。
修理修繕が必要なものだけど使い捨て、、、こんなモノもたくさんあるので、耐久消費財と言いつつも引っ越しごと捨てているような家具など、一人一人の用途、目的に合わせたものがある。
たとえば、神道で使う八足台(八脚案ともいいます)などもどこまで修理ができるのか、どこまで使ってしまえば修理が不可能になるのかなどは難しい判断がいる。
おまかせ工房にもいろいろな問い合わせがあって、その中のひとつに「八足台の修理」がある。
結論を言うと、他店で購入したものは修理はできない、ということになる。
おそらく、これはどこの店でも同じなのではないでしょうか。
まず、同じように見えてもそれぞれ作り方が違う、素材が違う、素材の切り方(取り方)が違う・・・もう何からなにまで違う。
工芸品のような手造り品は、買った店に問い合わせてもらうしないだろう。
ならば、買ったものなら何でも修理ができるのか? という無茶振りの考え方もあるはずだから書いておくと、まずは見てから、ということになる。
修理費だってタダではないので、新調したほうがいいのか、修理をしたほうがいいのかなどの判断が必要になるのは誰でもわかるはず。
まぁ、壊さないように使っていてください、、、ということになるかな。
伝統工芸品のようなものは、作り手がもういないなんてことも近年では増えてきましたね、もう同じものは誰でも作れないことになる。
モノは使ってナンボ・・・いつかは壊れたりするものだけど、使い方次第で長持ちさせることも可能はなずです。
古くなった八足台は全体が黒みがかってしまうのはしょうがないけど、これを一枚カンナ掛けをすれば地肌が出てくることがあります。
これも一枚物の良い商品を使っていたらの話なんだけどね。
こういう作業はDIY経験者であればやったことがあるだろうし、自動カンナでも十分かと思うから、そういう機械を持っている人に依頼をしてみるといいかもしれないな。
二段組立式 八足台 北米産桧(スプルース)
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興味のある方は是非ご覧ください。