良くなるのではなく悪いことが起きないようにという願い
幸せ独り占めみたいな考え方ではなくて、悪いこと、不運なことが身に起きないように・・・という意味合いになるんだろう、土地の神様への貢物として古墳時代からある鎮物は、地鎮祭ではお馴染みの祭祀具です。
もっとも、家を建てたことがない場合には、地鎮祭? という感覚かもしれないけど、普通は新築のとき以外はしません。
更地のときにする祭事かな。
中古物件を買ったときには前の住人の考え方次第になるので、地鎮祭をしているか否かなどは売り主に聞いてみるしかない。
というか中古物件を買うとき、地鎮祭をしているかいないかなんか考えないかも。
建物を建てるときの安全祈願として地鎮祭をします、今はこれが主流。
事故が起きないようにということですね、建築現場は危険がいっぱいだからな。
その場所に居るといわれている土地の神様への貢物が鎮物と言われています。
土地信仰のひとつなんだろう。
でも、現場の人というより、それを管理監督する人、施主、施工主などはとても気にします。
だってこれから自分が住む場所で事故が起きたとなったら嫌でしょう。
個人的に埋めておく人たちが増えてきて、神職を呼んで祭事をするまでもなく、自分で埋めておけるものだから自分でするだけということです。
こういう祭祀具を初めて知ることもあるでしょうけど、なんら珍しいものではなく、不思議なものでない、知らないのは単に関わりがなかっただけのこと。
敷地の空いているところに土を掘って埋めておくだけです。
多くの場合、そのときに一筆書いたものを入れておくことがあって、ここまでの経緯、家族構成などかな。
それとは別に特に書いておくことがないときには、本体だけ埋めておけばいい。
そして、大事なこととして、プラスチック製の箱、陶器の箱などは使わない。
木箱の中でも桐箱は朽ちやすいから、桐箱以外は使わないことですね。
最終的に鎮物の七種一組(鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉)だけが残ればいいだけのこと。
他に土壌に戻らないようなものは埋めないことです。
鎮物 桐箱版 7割、8割の方がこちらの桐箱版を使います 桐箱以外は使わないほうがいい ※土壌に戻りやすいので桐箱にしてください
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鎮物 簡易版 普通は桐箱に入れますが特に紙を入れておくことがないならコチラ
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興味のある方は是非ご覧ください。