箱に入れておくときには桐箱以外は使わない 土壌の一部にする
鎮物は真鍮製の部分を指していて、鎮物を包んでいる紙、外箱は本体ではありませんが、何か入れて埋納をすることが多いので箱を使っているわけだ。
その箱は土壌になってもらわないと困る、というか鎮物がいつまで経っても箱の中に入っている必要が全くないので、桐を使った箱にしているいうこと。
桐は木材の中でも土壌に戻りやすい、つまり、軽いというかスカスカというか密度がないというか、そういうことね。
鎮物本体をプラスチック製の陶器に入れたりしない、それから陶器というのも意味合いを考えると不必要ということになる。
箱の中に入れておくものがないのであれば、袋のまま鎮物だけ埋めてもいいだろう。
そのめに鎮物簡易版というものを用意しています。
ただ、多くの人が桐箱版を選んでいるので、やはり、入れておくものがあったりするのでしょう。
地鎮祭のときに埋めておくことが多いはずだけど、正直なところ地鎮祭を開催しないことも増えてきて、でも後からいろいろな事を知ってくると「やっぱり地鎮祭をやっておくべきだったかな」と頭をよぎってしまうなら、後からでも自分で埋めておけばいいだけの話なのでやっておこうか。
箱の中に入れるものは土に帰るものにしておく。
紙かな。
最後に大麻で縛って埋めておく、それだけのことです。
大麻は麻紐のことなんだけど、神道に限らず昔の行事では麻を使うことが多くて、特に神道では頻繁に使う紐です。
これも天然素材なので土に戻る。
紙も紐も箱も全部が土に戻り、最終的に真鍮の鎮物七種(鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉)が残ればいいわけね。
これが古墳から出てきたものだから、それでいいんじゃないかな、もう、大昔から伝承されている行事だからあれこれ考えずに、こういう祭事は大昔のまま行ってもいいと思う。
鎮物 簡易版
鎮物 桐箱版 ※7割~8割ぐらいの人たちがこちらを選びます
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興味のある方は是非ご覧ください。