縁の向きは遠近法というのかな でも意外と奥が深い縁の向き
縁の向きの話があって、おそらく誰一人として意識をしない分野になるかと思う、人口の99%以上はどうでもいいと感じているはず。
主に畳の領域になるかと思うので、い草上敷きでは無関係・・・とも言えない。
「逆縁仕様」というのは上敷きであえて縁の向きを90度変えて作る方法なんだけど、これがあることを知っておかないと、サイズオーダーのときこちらから聞き直すことがある。
通常であれば、
6帖・・・幅<長さ
8帖・・・幅=長さ
10帖・・・幅>長さ
という関係になっているわけだ。
「逆縁仕様」というのは、
6帖・・・幅>長さ
8帖・・・幅=長さ
10帖・・・幅<長さ
なる状態を言う、つまり、縁の向きが90度回転するような感じに仕上がるわけね。
以前、畳の向きについて簡単に書いたことがあるので、今回は省略するけれど、畳の向きって何のこと? なんてときにはちょっと知っておいてもいいかもね。
意味があるんだよな、昔々、大昔の誰かさんが作ったことなんでしょうけど、ナマーということかな、畳のマナーとでも言うのか。
こういうことを文化風習というんでしょう、でも、「へぇ~ こんなことも畳の向きで意味があるんだ」と思うはずです。
サイズオーダーではない既製品のゴザを買ってきて、大きすぎたときには補修用ヘリテープを使えば部屋の形に合わせた状態で使えます。
江戸間・本間などの寸法表示で販売されている規格寸法の上敷きは、現代の家庭では大きすぎることがあるので、上敷きの寸法直しをしてみてはいかがでしょうか。
上敷きは折り曲げて敷くのは危険です、足が引っかかり鋲が抜けたら危ない。
基本、い草上敷きは斜めに切れません、、、が、、、どうしてもゴザを斜めに切らないといけない場所というのもあるかもしれない。
そんなときには下記のYouTube動画を参考にしてみてください。
い草上敷き サイズオーダー 本間六畳相当 ランク7
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/goza-order-022.html
既製品や規格寸法でゴザを買ってきて大きすぎたら補修用ヘリテープを使う
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/heri-001.html
興味のある方は是非ご覧ください。