神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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い草上敷きをサイズオーダーで作るときには補修用ヘリテープは必要なし

角落としなら位置と寸法を連絡して 同時にこちらでやっておきます

い草上敷きというものを知らないで注文をしてくる人はいないので、当たり前すぎる説明はしていない、そのためか稀に大きな勘違いをしているように感じる問い合わせがある。

まず、例えば6畳敷きの上敷きの場合、下記画像のように3分割均等割で作るんだけど、「一枚物」という言葉からか、つなぎ目のない一枚物、を想像してしまっていることがあって、そんな3メートルの長さもあるイグサは地球上には存在していません。

敷物として使える長さはせいぜい100cm未満ですので、つなぎ目のある一枚物、ということを知っておいてください。

 

次に、日本家屋の間取り寸法というものがあります。

要するに和室ですね、畳が敷き詰められている部屋なんだけど、そこへ上敷きを敷くわけですが、幅と長さ、というものがある。

これを、縦と横、の表記にしてしまうとどっちが縦でどっちが横なのかわからない、立ち位置次第で90度入れ替わってしまう。

そのため、幅と長さ、という言い方のほうが間違えない、そして、幅と長さにはルールがあるから、尚更間違えないというわけなんですが、「逆べり仕様」という極めて特殊な上敷きがある関係で、10畳以外は必ず「幅<長さ」の関係になります。

幅の方が長さより短い・・・ということです。

 

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この逆べり仕様の上敷きは部屋の向きと通路の関係で、あえて縁の向きを90度変えてしまう作り方をします。

畳数計算も普通の上敷きより増えることが多いので、サイズオーダーの規定外みたいな扱いになっている、でも、そのような逆縁仕様でないと困る家もあるので、「幅>長さ」で連絡をしてきたら必ず聞き返しています。

 

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角落としであればサイズオーダー製作時にできるので、「位置」と「寸法」を必ず図にしてから連絡をしてください。

文字で書かれてもよくわからない、伝わらないんですね。

「向かって上の右側 幅20cm 長さ60cmを切ってください」・・・こういうことでは伝わらないし間違えるし、そのため図にして送信願います。

手書きでわかります、要するに切り落とす場所と寸法がわかればいいだけ。

写真を撮ってメールに添付すればOKです、FAXでもOK、口頭と文字はやめて。

 

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サイズオーダーで作るゴザ 江戸間6畳相当 ランク7

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興味のある方は是非ご覧ください。