普通は8畳相当までであれば「逆縁」にはしません 10畳だけは別です
い草上敷きの向きなど誰も気にしないかと思うし、手元にあればそれを部屋に合わせて敷くだけのもの、何を考えながら敷き込むものでもない、、、と思うかもしれない。
しかし、実は向きを変えたいという要望もある。
なかなか一方通行で物事を考えるわけにもいかないので、ちとややこしい面も否めないわけ、ということで「逆縁仕様の上敷き」のお話。
縁の向き、、、画像を見てもらえば何の話をしているのかよくわかる。
例えば6畳サイズのゴザがあるとすると画像のようになっている、実はどちらも同じサイズなわけ。
ところが畳数を計算するとき通常は6畳、逆縁は8畳ぐらいになる。
金額が違う。
金額が違うだけならわかりやすいけどね、出来上がったときの縁の向きが違うってことに気づかない場合もあるわけです。
「幅x長さ」の表記にしているのはわけがあって、「幅<長さ」になるようにしてということなんだけど、これを「縦x横」にしてしまうとその部屋の縦横で考えてしまう。
部屋に立ったときの立ち位置で縦横を決められても誰もわからない。
おまかせ工房では商品ページの最後に寸法を記載してもらうけど、希に「幅>長さ」で幅のほうが長い寸法を記載している場合もあるけど、この場合には連絡をして確認をしている。
逆縁仕様の上敷きは・・・特殊な上敷きになります。
部屋の位置と廊下の位置が関係している場合、それからその部屋に仏壇がある場合にはその仏壇の位置などを気にして逆縁仕様にすることがある。
縁の向きを変えると部屋が狭く見えたり広く見えたりするのは遠近法を知っていれば誰でもわかるかと思う、そのため間違って縁の向きを逆にして上敷きを作ってしまうと「あれ? なんか変だぞ」ということになります。
全く気づかない人もいるようだけど、同方向に縁が走る敷物だからね、縦に縁があったものが横に向いているとなると違和感があるだろう。
正方形の場合には無関係です、だから、四畳半、八畳ではこの話は出てこない。
それと10畳は元々が逆縁なのでこれも話に出てこない。
やはり、6畳相当のサイズのときには通常にするか逆縁にするかの話があるかな。
でもほぼ9割以上が「通常」で作ることになります。
逆縁仕様は特殊な上敷きということかな。
い草上敷きのサイズオーダー 逆ヘリ仕様にもできます
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興味のある方は是非ご覧ください。