畳の大きさと上敷きの大きさは同じ 一度は部屋を測っても損はしない
たかが1cmや2cmの違いなんか気にしないよって人でも、自分が買ってきた敷物の寸法が大きすぎたら店に文句の一つも言いたくなるかもしれないが、その部屋・・・一度は測ったほうがいいよっていうことなんです。
おまかせ工房ではサイズオーダーで作る上敷きのほうが圧倒的に多いせいか、指定された寸法でキッチリ作れるけど、既製品しか販売しないような店だと「おたくで買ったゴザが大きすぎるんだけど」という苦情とも文句ともクレームとも言えるようなことを言われてしまうこともあるようです。
店の製品は間違った寸法では作られていることはない、それは和室の広さが日本家屋の間取り通りに作られていないのが原因です、これは言い切れるぐらい間違っていないこと。
っで、全般的に狭く作られている、ときには変な形になっていることもある。
まず、下記の図を見て欲しい、団地間だけは参考程度に考えてください。
実は、江戸間、五八間、三六間、本間の呼称だけではなくて、京間とかいろいろあるけれど、寸法で考えていけば地域や呼び名で迷うことはない。
畳の大きさがそもそも違うって部分ね、そして、畳というのは6枚あれば6畳なんだけど、その6枚の畳は同じ大きさで作るものなんです。
一枚だけ小さくしたり、細長くしたりする部屋はもはや日本家屋の間取りではないので、既製品では対応できるものはありません、サイズオーダーになります。
この表を見ても気づかないだろうこととして、
江戸間と五八間の8畳は同じ大きさ。
10畳は逆縁仕様になるから幅より長さが短くなる。
江戸間の8畳と10畳はい草上敷きの大きさであり、一般的に花ござと言われる模様が織ってあるゴザではないので注意。
なお、花ござの場合には江戸間8畳 348x352 江戸間10畳 348x440となります。
花ござの10畳は逆縁仕様にはなりません。
とまぁ、書いてはみたものの、こんなことを知ってから買い物をする人はまず居ませんから、ほとんどの場合が、ゴザを買ったら大きかった、幅が有りすぎた、長さが長すぎたということになります。
そこで「折り曲げて使えばいい」という安直な考えで敷き込みをしてしまうと、上敷鋲が抜けたりして危ないから、余った部分は切り落として補修用ヘリテープを付けてから上敷鋲を挿してしっかりと敷き込みを完了してください。
江戸間相当6畳サイズ 上敷きのサイズオーダー ランク7
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ゴザのサイズ変更や形状変更ができる補修用ヘリテープ No.6
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興味のある方は是非ご覧ください。