捧げ物は多いほど嬉しい でも捧げすぎても良くないかも
あげる、あげると次から次へと差し出されても、なんだかなぁ~という気分に切り替わってしまうので、貢物や捧げ物はほどほどがちょうどいいのかもしれないが、そのちょうどいいがね、なかなかわからないこともある。
神棚に祭る幣束に至っては10本ぐらいまでにしておこうか、1本から10本まで。
ところで、紙垂と幣束と区別がついていない人もいるようでして、紙垂っていうのは紙の部分だけを指すはずです、そして、この紙垂には様々な形があって、片側だけのものもあれば、左右に広がっているもの、その紙垂自体の形の違い、作る素材の違いによる質感の違いなど、、、紙垂の世界に足を踏み入れるとその種類の多さ、こだわりの強さにびっくりするかもしれないな。
今回、画像で使っている紙垂は、おそらくもっとも一般的、普及的な形です。
ネット検索でも紙垂の型紙がいくらでも紹介されているので、それらも参考にしてみるといいかと思う。
ただ、先にも書いたけど、紙垂にはこだわりが詰まるので、一様ではないことは知っておくといいでしょう。
そして、その紙垂を棒に差しているものを幣束と言います。
棒に差しているだけの状態、画像の状態を幣束と言って、本来であれば人が棒と紙の本体を持ったり肩に担いだりして持ち運ぶものなんだけど、それでは置けない。
置けないと綺麗に飾れないわけです。
その置き台が幣束立てというわけ。
この幣束は捧げ物になるので、多いほうがいいということで壁一面に飾ってしまう人もいるようなんだけど、そこまでしなくても1本でも十分なんです。
これも1本から始まって少し増やしてみるかって具合に考え方も変わる。
1本が2本、2本が3本・・・ということでなんだか番町皿屋敷のようなセリフになってしまうけど、5本ぐらいまでなら極々普通に飾っておきます。
左右に置けば10本ということ、このぐらいで止めておくのが綺麗な飾り方です。
紙垂は付属していません。
紙垂の製作は面倒な作業でないので、これはほぼ全員が自作をしています。
わざわざ買うものでもない。
半紙1枚、なんだったらコピー用紙1枚あればできるから自分で作ればいい。
左右に広がる紙垂、注連縄などにつける片側だけの紙垂など「紙垂の型紙」「紙垂の作り方」なで検索をしてみてください。
個人が使う枚数なら紙垂は自作が一番だと思う。
n
幣束立て 御幣立て 幣束5本付き
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/heisoku.html
興味のある方は是非ご覧ください。