家庭で使うならテトロン縁で十分 あとは竹ひごを染めるか染めないか
家庭の中で神仏を祀る場所は限られているかと思う、その限られた場所の中で凹んだ部分に入れているのであれば、その手前に神前御簾、仏前御簾を掛けておくことがよくある。
床の間でもそうだし、押入れを改良している家もある。
祭壇などは手前にせり出してしまうことが多いから、これはこれで生活の場では凹んだ部分があればそこへ入れてしまいたいわけだ。
ただ、その場所の上部がスカスカに見えてしまうこともある、そんな時には目隠しに御簾を使うといいだろう。
というか、よく使われているので特別なものでもないかもしれない。
御簾には「縁 へり」が付く。
この縁の素材なんだけど、正絹で使うのは本職の場所がほとんどです、神社、お寺などの業務として存在している場所になるかな。
家庭で使うときにはテトロン縁で十分、いや、十二分と言った感じ。
極稀に小さな御簾だから正絹で注文をすることはあるけど、テトロン縁のほうが注文的には多いですね。
新大和錦(赤色・緑色)・・・一般家庭向き 素材:テトロン縁
御簾は「黄色染め」または「染めなし」を選択してください。
家庭で使う場合、神前用ならは「黄色染め」 仏前用ならば「染めなし」が一般的です。 |
||||||
幅2尺
まで 約60cm 中へりなし |
幅3尺
まで 約90cm 中へり1本 |
幅5尺
まで 約150cm 中へり2本 |
幅7尺
まで 約210cm 中へり3本 |
幅9尺
まで 約270cm 中へり4本 |
幅11尺
まで 約330cm 中へり4本 |
|
高さ
3尺まで (約90cm) |
||||||
高さ
6尺まで (約180cm) |
||||||
高さ
9尺まで (約270cm) |
竹ひごの染めをどうするか?
これには一応の目安というものがあって、神前であれば「黄色染め」、仏前であれば「染めなし 自然色」ということになる。
ただ、神前に至っては「黄色染め」「染めなし 自然色」のどちらでもいいかと思うので、目に飛び込んでこないほうがいいかなと感じであれば「染めなし 自然色」でいいかと思う。
仏前のときには「染めなし 自然色」の一択です、他に選択肢はありません。
それと、座敷すだれは神仏の前には普通使わない。
これは座敷すだれと新仏前すだれとでは別物なんです、同じように見えてしまうこともあるだろうけど、竹ひごそのもの、竹ひごの太さ、使い方なども全く違う。
神前御簾、仏前御簾
祖霊舎用の神前御簾 作りは本格的なものになります。
神棚用の神前御簾 こちらは簡易的なすだれです、祖霊舎には使いません。
神前御簾、仏前御簾 幅90cm以下 下がり90cm以下 テトロン縁
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/misu-001.html
興味のある方は是非ご覧ください。