祭事のとき玉串を使うなら小型の八足台は用意しておくといい
普段から日常的に玉串を用意しているご家庭は少ないかと思うけど、祭事のときには神職側が用意してくることが多いかな、榊の枝に紙垂が付いたり、大麻が付いたりする参拝のときにはお馴染みのものです、「たまぐし」「たまくし」など言います。
いざ祭事が始まってしまうと玉串は置き場が困るものなので、祖霊舎を持っているのであれば一台ぐらい小型の八足台を用意しておくと、いざというときには便利な置き台になることだと思う。
ただ、常時出して使うことは・・・ちと無いかもしれない。
経験的には、祖霊舎の前に普段は何も置かないことが多いだろう、物を置いてあると生活の上で邪魔になる、これはこれでしょうがない。
お供物を置く台としても使う。
実際のところ利用頻度としてはこちらの使い方のほうが多いだろうな。
台ならなんだっていいんだけど、神道では八足台、八脚案と言われる独特な形をした机を使う、この机のことを「案 あん」と言う。
今回のものは祖霊舎などの手前でよく使われる小型サイズの八脚案、八足台です。
脚は固定なので外せません。
小型八足台
高さ
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幅
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奥行
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祭壇宮用八足台(大) | 1尺1寸5分 | 2尺 | 8寸 |
祭壇宮用八足台(特大) | 1尺6寸5分 | 2尺 | 8寸 |
祖霊舎の手前に置く関係で、サイズもほとんど決まっている。
そのため2サイズだけ用意しています。
柔軟なサイズで作る場合には、組立式八足台、の方を選んでください。
小型八足台は高さ寸法が比較的低め。
幅は2尺、奥行き8寸は2サイズとも同じなんだけど、高さで2種類分にけてあります、1尺1寸5分、それと1尺6寸5分。
大型サイズの祖霊舎なら大きな方でいいかもしれない、中型や小型の祖霊舎なら小さな方で十分です。
八足台の天板は一枚物で作るのが基本なんだけど、安いものだとハリ、合わせ、繋ぎなどになることもあるので、一度、店で確認をしておいてからでも遅くはない。
それと作りが単純なこともあって、外国製の八足台も売られているから、そこなってくると問い合わせてもまともな返答は得られないと思います。
こういうものは、まともなものを販売しているところで購入する商品なのではないでしょうか。
祭壇宮用の八足台 脚は固定 桧製 大サイズ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/hassoku-l-001.html
興味のある方は是非ご覧ください。