同じようでも神棚向けの簡易タイプの御簾と神前御簾は何もかも違います
似てるよ、そっくりだ、房が違うだけ? なんて言いたくなるかもしれないが、簡易御簾と神前御簾は素材から作り方から全く違うものになるので、価格も大きく違います。
神前御簾は手持ちの神棚より高いなんてことはザラにあるだろうと思っていて、神前御簾にも用途があるから、そこら辺を簡単に説明してみたい。
本格的な神前御簾には2種類ある、規格寸法のものとサイズオーダーのもの。
規格寸法のものは祖霊舎で使うことが目立つ、サイズオーダーはどこでも使うので実際に作るときにはサイズオーダーのほうが圧倒的に多いんです。
今回の規格寸法の神前御簾は主に祖霊舎で使う、神棚ではめったに使わないと思う。
もう少し踏み込んだ言い方をするならば、祖霊舎で神棚用の簡易御簾は使わないほうがいい、使ってはいけないというものではない、ただ、使うとなんだか全体のバランスが悪い。
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下の画像のような神棚で使う簡易的なスダレは、祖霊舎など大型の祭壇ではまず使うことがないので知っておいて欲しい。
サイズが合えば使いたくなるけれど使わないほうがいい。
予算としても安上がりなんだけど使わない。
どうしてかと言うと、祖霊舎の価格に見合ったものを装着しておかないとチグハグな祭壇になってしまう。
祖霊舎用の御簾となんだか似ているように思えるかもしれないけど、全く作り方から素材から違うので、ここはひとつ適材適所でいきましょう。
逆もありますよ。
祖霊舎用の御簾を神棚で使う・・・この場合には棚板がかなり立派なものを使っているとき、御簾より高い棚板のときかな。
だって、棚板より御簾のほうが高いっていう状態で使うのもなんだか逆転してしまっているわけです。
祖霊舎で使うスダレ 小型サイズの神前御簾 幅60cm下がり15cm
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神棚で使う簡易スダレ 幅53cm下がり9cm
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興味のある方は是非ご覧ください。