流行りがないけど廃りもない 神具選びのコツ
神具業界ってブームが起きない業界、バブルも経験できない業界とでもいうのでしょうかね、いつまで経っても平行線みたいな業界、見方を変えると、バブルと違って消えてなくなってしまうこともないだろうという業界。
普段は誰も意識をしないわけ、人との会話でも滅多に出てこないかと思う。
それに身近な周囲の人たちに聞いたところで、全く見当違いな答えが返ってくる予想はほぼ的中するかずだから、実は、神仏業界というのは仕事に携わっているところへの問い合わせがかなり多いわけです。
昔のように実店舗で選ぶときには、店の人とあれこれしゃべる機会があって、そのときに疑問質問を解決できたけど、今は店に足を運ぶ人は少なくなった、というより店自体の数も少なくなったし、ホームセンターでは陳列してあるだけだから、店員に聞いてもさっぱりだし、となるとネット通販の専門店で聞いたほうが早いってことなんだろう。
今回は数ある神具の中から「真榊」の選び方のコツを書いておきたい。
「まさかき」っていう神具は見たことがあるけど記憶にはないみたいな感じの人が多いかもしれない、ともかく、神具は印象に残らない。
本殿内部を見学するのが大好きだっていうコアなファンでもない限り、神具の呼称名称など誰も知らないからしょうがない。
神道ではお馴染みなんだけどね。
左右の置き方が決まっているから、画像のように三種の神器を配置してください。
ところで、ネット検索をするとどうしても価格順に並べたくなる。
同じようなものが並ぶから一番安いものを選ぶ。
神具に限って言うなら、もっとあれこれ見てから選んだほうがいい。
神棚にしても神具にしても、国産・外国産が入り乱れて、素材が違う、素材の取り方が違うなんてよいくある話。
ともかく、安いものは安いなり、高いものは高いなり、っていうことになっている。
真榊に至っては、木製台軸仕様もあればプラスティック台軸仕様もある。
当然、プラスティック製のほうが安いけど、木製だと思って買ってしまう人にはよくわからないかもしれない。
ただし、木製があるってことを知らなければ知らないで終わる、検索結果では後方に出てくるから見ないと知らないままということになるのかな。
真榊については問い合わせが多いんです。
「木製ですか?」
全部のサイズで木製台、木製軸ですと答えています。
だから、おまかせ工房で選んでくれれば失敗はないと思う。
真榊の台と軸がプラスティックならば木製に交換できるキット
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/kamidana3401001.html
真榊 小豆 木製台軸仕様 最も使われるサイズの真榊です
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/kamidana3401.html
興味のある方は是非ご覧ください。