気分で変える 季節で変える そういう行為が長続きする
そろそろ引退かなと思う年齢の神職と話をしていたとき、昔は神棚の祈祷が当たり前のようにあった、という昔話を聞いてきた。
神棚を祈祷しておく、、、今でも若干行われるけど、昔ほどの比ではなくなったそうだ。
おそらく、全国的に少なくなってきたかと思う、こういう行為にも潮流というものがあって、流行り廃りのようなものが必ず存在している。
よくよく考え見れば、正月のお飾りも減ったし、以前は車に小さなお飾りをつけて走っていた光景もあったな、それから新車を購入したら神社でお祓いとか、そういう行為はいつ頃から見る機会が減ったんだろうか? バブル崩壊からか、平成の時代には大きな時代のうねりがあったけどね。
周期性があることなのか、これで自然消滅していくものなのか、ちょっとよくわからない面もあるけど、時代は姿かたちを変えつつも繰り返していくからどうなんでしょう。
神鏡だけを祈祷するということはまずないかと思う。
それでも高額な神鏡になると神職を自宅に呼んで祈祷から始めることもある、もっともこの場合に神鏡というのは神棚ではなく祭壇の乗せるような大きな神鏡になる。
神棚で使うような神鏡は、定期的に交換してみたり、置き場所を変えてみたりするとリフレッシュできます。
そうそう取り替えたり、入れ替えたりする機会もないように感じる神具なんだけど、神前幕と神鏡はよく交換しますよ。
神鏡に至っては、置き場所を変えてサイズを変えたり、一台から複数台に増やしてみたりとかね。
神前幕は紋を変えてみたりするけど、幕の場合には洗濯をしないから3年ぐらいしたら色の変化が生じてきているので、新しくする人が見受けられるかな。
雲水彫神鏡2寸
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興味のある方は是非ご覧ください。