自作をしたい気持ちもよくわかる でも行き過ぎたDIYは時間の浪費だけ
DIY好きならなんでも自分でしないと気がすまないこともあるかと思う、他人の力を利用したほうが得策ということも知っておいて損はないはず。
工作、図工の延長線に工芸なんてものがあるんでしょうけど、手作業だし工具を使っているだけの製作物なら、同じものさえあれば自分でも出来てしまうと考えたって間違ってはない、ただ、その延長線はとてつもなく長い、そして、険しく、保証もない。
器用ですよね、買えば何万円もするような電動工具を少量の部材を組み合わせて作ってしまったりするのは凄いDIY力です。
そういう素晴らしいDIYもある一方で、ケラケラ笑いながら電動工具を使った危険な動画も多数ある、こういう人は大怪我をしないとわらないので見てはいけない動画になる、エンターテイメントで電動工具を使うと危ないぞってこと。
ところで、そのDIYで御簾の製作にチャレンジをしたいとき、「巻きす」ではないので大きな勘違いをしないでほしいな。
「すだれ」と「巻きす」・・・似ていると言えば似ているが・・・。
というのは御簾を作りたい人がいて、巻きすみたいなもんだろ? というので、これは勘違いをしているということで書いておきます。
竹ひごが作れないことには始まらないので、その竹ひごをいかに簡単に作れるかを考えると、竹ひご抜きを使いたくなるのはよくわかる、安価だし入手しやすい、まさにDIYに打って付けだな。
でも、「竹ひご抜き」は使うことがないのでしまっておいてください。
下の画像の道具は御簾製作では使いません。
竹ひご抜きを使用してた竹ひごには節がありません、全部削ってしまうわけだ。
節のない御簾を作りたいなら、巻きすでいい、大きな巻きすを探してベースにしたほうが手間も時間も何から何まで得策だと思う、こういう部分は他人の力を借りたDIYがいいのではないでしょうか。
もっとも、その巻きすにもいろいろあって、皮付き、皮なしから始まり、、、各人で調べていくといろいろわかる。
小さなものなら竹串で代用してしまうとか、ともかく、DIY好きの人たちならアイデアが溢れてくるかと思いますが、神前で使う本格的な御簾を作るのは難しいはずです。
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興味のある方は是非ご覧ください。