業務で敷くなら引目織り(畳表の織り方)のものがおすすめ
和室にテーブルや椅子を置いてある部屋にしていることが増えてきて、座って生活をすることが次第に減ってきているそうですが、飲食店だと顧客にニーズに合わせて和室でテーブル席を設けているところもありますね。
一昔のような宴会のような、旅館の大宴会場のような座り方をしないで、ちょっと低めの椅子を用意しておいて、和室の雰囲気をそのままに・・・というスタイル・・・これはとてもくつろげたりするけど、店舗のほうからしたら設備投資がね。。。
い草というのはすり減るとすぐにダメになります。
そもそもすり減る要因が和室にないわけでして、椅子と言っても座椅子になるし、テーブルと言っても座卓です。
和室で椅子を使うと脚の下がもっとも傷むのは想像通り。
だから四本脚ではなく棒の接地面である椅子だったりするわけ、しかし、い草の向きまでは考慮していないことが多いはず。
い草の向き・・・ん? と思うかもしれません。
上手に滑る方向と抵抗がある方向とでも言うべきか。
ということで、そこが大事なんだけど、い草の向きなんか誰も考えません。
テーブルや椅子をどのようなものを選定するかで終始してしまう。
サイズオーダーというのは大きさだけ話ではなくて、い草の向きの話も関係してきます。
ブログの中で「逆縁仕様 ぎゃくべり」という言葉、これが言い方を変えると「い草の向き」でもあるわけなんですね。
だから、これから和室に机や椅子を使って生活をしようというときには、特に椅子の滑らせる方向を考慮して、い草の向きに合わせたサイズオーダーをしてみるといいでしょう。
さらに、、、い草上敷きには畳表の織り方で作った引目織りというものがある。
業務で使うような耐久性が欲しいときには、引目織りでいいでしょう。
ただ、足の裏で感じるい草上敷き特有の柔らかさは少し感じられなくなるけど、双目織りに比べてい草の本数も多く密度があるから堅くなっているのが引目織りの特徴です。
なお、おまかせ工房では引目織りはランク9の商品のみ対応しています。
畳表の織り方で作るサイズオーダーの上敷き 江戸間八畳相当 ランク9
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/goza-order-012.html
興味のある方は是非ご覧ください。