使用例で使った盛り塩のサイズ 高さ6cm 直径4.5cm
天然木の製品というのはどことなく柔らかみがあって、身の回りにそれとなく置いておいたり使ってみたりしていると、プラスチックのような工業製品とは全然違うことに気づく、ただ、プラスチック製品に比べるとやけに高いのが難点。
今回の形のものを作るなら、樹脂の工業製品で次から次へと型抜き、型押しをしてポンポン作ってしまうほうが効率が良いことは誰でもわかる。
ガラスでも似たような生産できるし、金属加工も大量生産向き、陶器に至っては釜の大きさに関係してくるけど、多品種は無理かもしれないが量産が可能になる。
やはり、木製は量産には向かない素材なんだとつくづく思うときがある。
木材というのは上下があって左右があって裏表がある。
割ってみて穴があいていたり節があったりすることがそのときわかる。
ん? なんのこっちゃ? と頭をよぎった人は木を知らないぞ、木は木でそんな同じじゃないぞ。
例えば、木の棒でもいいんだけど、ここに材が置いてあって、その材をみて「上下」がわかるようにならないと木工作品が作れないかもしれない、カンナ掛けも上手にできないんだ。
木は上に伸びるし、東西南北の方向もある、大木の断面を見ればどっちが東向きだったのか、北向きなのかなどがわかるわけ。
適材適所という言葉があるけど、建築物で社殿のようなもののときには向きを揃えて作ったりもするんですよ、こういう素材の適材適所は木材の勉強過程で必ず教えられるとても大事なことなんだよな。
この盛り塩皿を販売開始してから半月が経過した。
半月って・・・2023年3月の中旬だから、半月になるかな、生まれたてって感じ。
「木でできた八角形の盛り塩皿って作れませんか?」というスタッフの言葉から始めたわけなんだけど、お盆やコースターはあっても、盛り塩専用の木皿がなかった。
塩を固める道具はある、固め器を作るのは容易い、すぐに作れるからざわざわ作る必要もないわけだ、円錐形に固めるだけのものね。
皿は陶器だらけのようでして、木製のものがない。
どうして木製がないのか? 理由は簡単です、手間がかかりすぎる。
でも作ってみたので、あぁ~木製の盛り塩皿ってあるんだ、、、という人たちもいるかと思う、むしろ、今まで無かったことに気づくかもしれないな。
盛り塩皿 桧製 八角形の風水ファン必携の木製盛り塩皿です
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興味のある方は是非ご覧ください。