軸を切って高さを短くすると不格好な真榊になるからしないこと
商品はバランスを考えて作られていることがほとんどだと思うので、アレンジを試みてみるのもいいんだろうけど、「真榊」という神具に至っては切断したりして短くするのは止めてください。
それとなくパーツのサイズも異なるから、大きなパーツのまま小型化したところでヘンチクリンな神具になってしまうぞ。
小さくなったら部品も小さく、、、大きくなったら部品も大きく、、、という具合に作られているから。
真榊の榊部分は正絹でできている、五色旗は正絹ではなく化繊です。
同じく三種の神器のうち刀と鏡を包んでいるものも化繊。
まぁ、真榊という神具で榊がないものなど真榊とは呼ばないので、一番重要なパーツは「さかき」になるんだろう。
おそらく日本中探してもこのような神棚向けのような小型神具で五色旗部分が正絹で作られているものはないはず、どうしても正絹がいいんだぁ~という場合には自作してください。
話が変わるけど、数十万円するような高さ2尺5寸(120cm)から7尺5寸(320cm)の本格的真榊でも現代では五色絹部分はミナロンという素材で作られている。
「五色絹」という名称だから「絹」かと思われるのはしょうがないけど、固有名詞だから五色絹のままです。
もし、五色絹部分を絹で作ったら・・・そりゃ高いわ、蚕を日本中で養殖している時代でも高価なものだったわけで・・・・ね。
もっとも真榊という神具は明治政府からですから江戸幕府の時代には正式な神具ではありません。
家庭で本格的な真榊を使うことはまずないかと思うけど、神社や教会では一台置いておくこともある、しかし、正絹生地で作られた五色絹(五色旗)部分はほぼ無し、それは滅多に売れないものだから誰も在庫を持っていないというのが理由です。
おまかせ工房ではその話は受けていませんが欲しい場合には特注になるんでしょう。
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