神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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八足台という神棚の置台でもあり神道の机でもあるもの 八脚案とも言います

寄せ木のようなものではない一枚板の八脚案

これまたずいぶん安い八足台だなと通販のページを見ていたら、八足台の形をしているだけのものでしたというオチなんだけど、相場の三分の一、四分の一の価格だったな。

使用目的が限定されていたり、モノそのものを知らないのか、板部分を見れば木と木を接着して一枚にしているし、これじゃないんだよな、どこの会社なんだろうと思ってみれば中国の会社・・・作るならしっかりしたものを作ればいいのにと思ってしまう。

まぁ、選ぶ人が決めることなんだろう。

 

基本的に八足台(八脚案)というものは一枚板を使う。

そのため決して安くないし、素材次第ではどんどん値が上がってしまうけど、ここでひとつ知っておいて欲しいこととしては、「奥行きは樹齢に比例する」ということです。

奥行きのある一枚板は幹の太い樹齢のある素材になっていくので、安易に奥行き2尺(約60cm)のものなどを作りたいと考えていると、、、そりゃ値が、、、というかそういう素材を探してから、、、という世界です。

奥行き1尺(約30cm)でも十分あるといわれるもので、普通は8寸(約24cm)で作る、それも一枚物の8寸なので安いわけがありません。

ここの部分は意外と気づかない部分かもしれない、大きさばかり目がいきやすいと思う。

 

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一昨年も数多くの八足台の依頼があって作らせてもらいましたけど、初めて八足台というものを使ってみようかという場合には不安がつきもの。

わからないような部分、それから高さをどのように決めてみたらいいのかなど、ともかく知っている人が身の回りにいないことが多いものなので聞いてください。

難しい話なんかひとつもありません。

聞いておくと安心すると思うので、わからないことは聞けばいい、ということです。

作業中でもなければ電話対応できるので、電話の方がいいような気もする、そのほうがわかりやすいのではないでしょうか。

 

一段式であれば考えなくていいことでも二段式となれば段差をどの程度にするのかとか、個人個人違う部分なんだけどそういうことが解決できる。

 

それと高さなどを記載しておいてもらうようにしているけど、特に段差については時として「どうしてこんなに段差をつけるのかな?」という疑問が逆にこちらからわいてくることもあって、八足台の製作の場合には必ず電話で寸法などの確認をします。

間違えて作るわけにはいかないし、そこら辺は確認、確認、確認ということかな。

 

 

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二段組立式八足台 北米産桧 一枚板 幅2尺

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興味のある方は是非ご覧ください。