おまかせ工房の八足台は国産桧と北米産桧の2種類から選べます
知らないと困るので先に伝えておくと、八足台(八脚案)というものは一枚板を使います、ここを知らないと「あ!これ安い!」と思って接合された木の板を選んでしまうことがあるので注意をしておいてください。
接合された木で幅寸法を伸ばすことはまずありません、2枚の板を左右で接合してあるのはないと思います、接合する場合には奥行き側で2枚、3枚・・・と増やしてあるはずです。
「奥行き」寸法は樹齢と直結する部分になるので価格にダイレクトに反映されることは間違いのないこと、一枚物の八足台は安いものではありません。
国産桧がいいのか、北米産桧がいいのか迷う人はいるようです。
おまかせ工房では昔々は国産桧しかありませんのでソレで作っていましたが、北米産桧を扱いだしてから今では7割ぐらいのお客様が北米産桧を選んでいます、これは個人、法人問わずそのぐらいです。
八足台で使えそうな国産桧は素材そのものが高いということもありますね、流通量が少ないというか、北米大陸の桧の物量に比べると全然違います。
国産桧と北米産桧で大きく違うのか?
これは手で触れて加工をしているとわかりますが、八足台で使う部分というのはとても良い部分を使いますから、国産桧、北米産桧で大差はありません。
色目として国産桧のほうが北米産に比べると若干黄色いかな、北米産桧のほうが白い感じです。
しばらく使っていくと桧ですのでヤケてきますから、数年後には同じような色合いになるはずです。
どっちも良いので最終的には作る人の判断になります。
神道の家庭では一台ぐらい八足台があるものなので、特に珍しいものでもありませんが、近年、神棚を置くための台として利用する家庭が増えてきて、おまかせ工房でも頻繁に作らさせてもらっています。
床の間の有効利用、マンションでも使いますね。
天井付近に祭っていたのをやめて目線ぐらいの位置にする、これは踏み台がいらない、腕を上げなくて済む(腕が伸ばさないで済む)というのが大きな理由のようです。
何から何まで楽になります、神棚の祭り方が大きく変わると思います。
先にも書きましたが「奥行き」については樹齢に関係してくる重要な寸法になるので、八足台は基本8寸(約24cm)ぐらいの奥行きで作るのが昔からの寸法です。
それも足りないという場合には、奥行き1尺(約30cm)まで対応できます。
神棚を置く場合には神棚の寸法を確認してください。
一段で足りなければ二段にしておく、それでも足りないときには三段まで作れます。
八足台の高さ寸法には決まりごとがありません。
使う人の希望の高さで作ります、同時に二段式、三段式の場合には各段の段差寸法にも決まりがありません。
八足台を作るのが始めてだという人のほうが圧倒的に多いと思うので、わからないことがありましたら店長に聞いてみてください。
このような高さのある八足台は神棚設置台として最近よく使われています。
八脚案、八足台と呼ばれる神道ではお馴染みの机
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興味のある方は是非ご覧ください。