八足台、八足、八脚案、八脚、案、などいろいろな言い方があります
まず言葉でこんがらがると困るので先に言っておくと、呼称がいくつかあって同じことです、「案」というのは机のことね。
おまかせ工房がネット通販を初めて20年目(1999年9月8日~)が近いんだけど、ここ10年ぐらいかな、個人の人でも使うようになってきて、ちょいちょい作らせてもらっています。
主な目的としては神棚の設置、これに尽きるようだね。
作る幅も45cmぐらいから180cmぐらいまでと幅広いし、高さについても30cm~150cmとこれまた幅広い、つまり、八足台って基本的にはサイズオーダーなんだ。
既に作ってあるようなものは一台もないです、そのため2週間ぐらいかかる。
時には急いでいる人もいたけど、うちでは無理です、ちゃんとしたものはそれなりに時間もかかります。
それと、脚だけとか、天板だけ、とかの注文はできない。
八足台は天板と脚はセットで作るんだけど、脚だけ作って、天板だけ作ってという話は何件かあったな。
脚だけっていう場合には既に八足台があってその再利用かな、高さ150cmぐらいでも作っているから、低い八足台を高めに変更したんだろうと推測している。
天板だけっていう場合は汚れてしまったからとか、もっと良いものに取り替えたいとかかなと思ったりするんだけど、どちらにしてもバラバラで製作はしない。
さて、本題だ。
こういう置台をおくにはまず場所がないと始まらないんだけど、ときには神棚はすでに天井付近にあってその下の祭り台として使う場合もある。
神道祭壇の前に置くときには常設って余り見かけないんだけどね、神棚の場合には下の空間が空いているときに八足台を常時置いておくスタイルで祭る。
高さに決まりがないから、一段式であればその高さを指定し、二段式であれば上段下段の高さをそれぞれ指定し、三段式であれば上段中段下段・・・と同様にする。
三段式などは段差の間隔が均等でなくても作れるし、天板の奥行きも変える事も可能。
その辺のこだわりがあるようだったら使えてください。
それと八足台で使う素材はそこに適した部分を使うんだけど、奥行きが1尺、つまり、30cmを超えてるような場合には見積もらないといけない、さらに40cm、50cmという奥行きの一枚物天板などは猛烈に高額だから現実味がないです、二枚合わせとかなら安くできるんだけど、一枚物の方がいいと思う。
この取る部分も単なる板であればそこそこ安くできるけどね、それじゃつまらないよ。
あくまでも八足台は八足台として使う部分で作るのが基本というわけだ。
強度面 取扱面でも薦められる 本格的な組立式八足台
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興味のある方は是非ご覧ください。