大型神棚 大きな棚板・広い場所で祭る ドッシリタイプ
「どっしり」という言葉があるけど、これ方言ではないと思うから、イメージは湧きやすいはず。
力士のように大きいんだけど安定感があるときに使う言葉だよね。
とかく神様というのはどっしりタイプが多くて、仏様より神様の方がそのスタイルとしては太いことが多い、まぁ、理由を考えればよくわかることで、どこの国でも崇拝とはちと違う、祈願のときには安定感を求める。
ヒョロヒョロではダメなんだよね、人の目が向かない。
偶像って面白くて、製作時期に応じてスタイルが時代を反映する。
丸々肥えた偶像の時代はこういう時代で、細っりタイプの時代はこういう時代なんて背景を知っていると見ていても楽しいかもしれない。
今でも貧しい国に行くと、細い人より太っている人、恰幅が良い人ほど男女共に人気が高い。
要するに、天変地異、災害、飢饉なんかが起こると真っ先に農民が飢えるからね。
神棚にもどっしりタイプがあるから、今回の店長ブログはそれを紹介してみる。
ただ、小さくない、大きな神棚になってしまう。
こういう大きな神棚は道場などではよく使うことが多いんだけど、ドーンとくる感じなんだよね。
狭いところにぎゅうぎゅう詰めのように祭ることはしない。
左右にも余裕がある場所に置けば、スゲーなってことになる。
屋根に重みを持たせるというのは、日本の神殿建築ではよくある。
これが下から見上げた時に、重厚感というか押しつぶされるような圧迫感というか、この圧が心地良い。
お!って感じ。
横通し厚屋根三社は一番小さなものでも幅70cm。
これを幅90cmの棚板スペースでは少々狭く感じてしまうので、幅120cmの空間は最低でも取っていけるようであればそうして欲しい。
もはや神殿建築をそのまま形にしたような神棚なので、神具なども一通り揃えておくほうがいいと思う。
もっとも、こんな空間のことを言う前に、実際に祭る人のほうが詳しいよね。
こういう神棚を祭りたいと考えている人はすでにイメージが出来上がっているもんだ。
以前、八足台に置きたいという人がいて、場所は床の間なんだけど、二段の八足台を置いて、そこへこの横通し三社厚屋根を上段に置く。
二段式にしておくと下段には三宝を置けるようになるんだけど、一般的な神棚を祭る場所として棚板を使う場合には、横一列に並べるけど、二段、三段としていくと、もうこれはやりたい放題できる。
床の間の有効利用を考えている人もちらほら増えてきて、一昔前であれば和室には必ず床の間を作っておいたもんなんだけど、何に使っていいのかわからない状態のままでいるなら、仏壇を入れたり、祖霊舎を入れたり、神棚を置いたりしてね。
あのスペース・・・すごく良いんだよね。
大型神棚 大きな棚板・広い場所で祭る ドッシリタイプ
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興味のある方は是非ご覧ください。