御幣でもなく金幣芯でもない 祓串 はらえぐし
昔々、記憶も曖昧になるぐらい昔の話になる、海で修祓のようなことをしたのを思い出したんだけど、茶色の紐(後で知ることになるがこれが麻)を海につけて、パチャパチャとかけられたことがある、これが祓串だったのかな。
大人になって神社で行う祓いのとき、玉串を濡らしてこれもまたパシャパシャと水をかけられたこともあるんだけど、塩っぱかったように思う、一体何だったのだろうか?
こういうことになると宗教儀式と呼んでもいいんだろう、どうしてそれをしなければいけないのかと考えると、一番最初に行こなった大昔の描写や背景などを考えると、ちょっと面白みがわいてくる。
祓串は自作を試みる人たちも多い神具です。
大きなものであれば結構な値段になるから、手間暇をかけられる立場であれば是非とも自作に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ただ、素材がね、なかなか入手できないのはしょうがないんだけど、そこに拘らず、まずは形になったものを作ってみようというところから始めてみることかな。
高さ2尺、2尺寸、3尺ぐらいのダイナミックな祓串であれば作り甲斐もあるはず。
木部については汎用的な木材をホームセンターで調達して、和紙については文具店がいいだろう、だいたい一枚二枚の和紙があれば事足りるので、通販でわざわざ買うようなものでもないと思うけど、ところが和紙については拘りを思いっきり出せる部分でもあるので、和紙専門店を贔屓にしておくと今後のためになるってもんです。
麻についてはグラムいくらの世界で、これはピンキリになるから場合によっては一番高くつく素材になってしまうかもしれない、知れば知るほど良い麻が欲しくなるんだ。
小さな祓串になると手間暇がかかりすぎると思うから、買ったほうがいいです。
祓串をメインでもってくることは珍しいはずなので、脇に置いてみたり、豆八足台の上であったり、御幣と一緒に置いたり、金幣芯と一緒、神鏡と一緒などのパターンになるのかな。
時には、扉の前に置くこともあるだろう、決まりきった置き方はないので各人思い思いのことをしてみるといいのではないでしょうか。
本物素材の神棚向け祓串
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興味のある方は是非ご覧ください。