神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

天井に「雲」っていうものを貼ってある光景を見かけたことがある?

雲でいいんですよ 天や空などは派生品というか違うぞ

なんでもいいんだよって言えばそうなるんだろうが、派生品の文字は雲では飽き足らず販売を目論みだしただけの機械文字だから、好きならそういう文字にしてみてって程度の話になる。

雲でいいと思う。

というより雲には雲である理由が明確にあるので、すでに何度も書いていることなので省略します。

 

いろいろな雲が登場してきて、意外と賑やかなモノだと思う。

厚くなったり薄くなったり、装飾が増えてみたり、素材を変えてみたりという具合に、人の好みで選べるぐらいたくさん販売されているので選ぶに選びづらくなっているかもしれないな。

おまかせ工房では初期の頃からこの雲だけです。

二世代ぐらい前からかな、何十年の後半ぐらい前からだと思う、一世紀ぐらい前になるような気もする。

 

もともととても地味な神具のひとつだった「雲」なんだけど、ネット通販が台頭し始めたら、使ってみたい人たちが増えた。

もっとも街の神具店、仏具店に足を運ぶ機会もそうないだろうし、知らなかったというだけの話なんだろう。

店をやっている人の場合には、店舗にある神棚の上に貼っていることが多かったけど、そういうモノを見て、なんだろう? なんて普通は思わないよな。

 

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紙の雲の場合には、どこかの先生に書いてもらうこともある。

プリントしたものより墨で書かれた直筆のほうが使われる傾向があるようなんだけど、今どきそういう先生を探すのも大変みたいね、書家ともなれば安くない。

 

素材はなんだっていいんでしょうけど、木材ときには桧がいいように思う。

基本、神前で使う白木のものは桧を使う傾向がとても強い。

 

厚み薄さなどの仕様については、経験的に厚すぎる雲だと読めません。

適度な・・・を形にしたのが、こちらの雲だと思って作っています。

これは人間が読むものではないので、厚みがあるからいいものだとか、薄いものだからなんだとか、そういうことはないかと思う。

 

貼るところは天井が基本。

神棚の上にうかんむりが手前にくるように、下から見上げて「雲」と読める向きで貼っておくだけなんだけど、箱宮神殿のような場合には箱宮の内部、または箱宮の上に置いておくだけなんてこともあるので、なんでもかんでも貼らなきゃいけないってもんじゃないことは知っておくといいでしょう。

ただ、普通は立て掛けたりした置き方はしません、だって雲だから。

 

あれこれやり方などがネット検索をすると出てくるけど、それだけ売れているモノなんだろうと推測している一方で、一種類だけではなかなか売り続けられないんだと思う。

おまかせ工房のような昔から一種類しかありませんなんて珍しい。

天だの空だのってあれこれ作り出しておくほうが販路が広がりそうなんだけどね。

でも、そういう邪道はしないのが専門店というところ。

 

先に書いたけど、雲は目立たせる必要がないものです。

大きな雲、小さな雲・・・どちらでもOK。

 

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天井に貼っておくことがある 木彫り雲板 桧製 大小2サイズ

https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/mail-kumo-001.html

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興味のある方は是非ご覧ください。