補修用ヘリテープで加工するのは後 まずは部屋に合わせたものを作る
い草上敷きのサイズを決めるとき、あるプロセスを経ていくわけなんだけど思考順ということになるのかな、安易に一発目から「補修用ヘリテープ」に飛びついたサイズ決めはしないほうがいいかと思う、まぁ、とても便利なものであることは確かなんだけどさ。
たったこれだけのプロセス。
1.部屋のサイズを測る
2.日本家屋の規格寸法(江戸間、五八間、本間など)であればその寸法の上敷きを選ぶ
3.どの規格寸法にも当てはまらいときにはサイズオーダーで作る
補修用ヘリテープを使う場合にはこうなる。
1.ホームセンターや量販店で畳の数と同じ畳数のものを買ってきた。
2.敷いてみたら大きかった、長かった。
3.余分な部分を切って寸法をあわせるしかない。
ね、全然違う。
ただ、日本家屋の寸法でしっかり作ってある住宅は少なくなってきて、ほとんどの場合が狭い造りになっているのが現状なんだ。
だから、既製品を買ってきても大きすぎる、長すぎるという結果になる。
サイズオーダーで上敷きを作るというのは、不思議なことでもなんでもないので、新しく使いたいときには「サイズオーダーで作る上敷き」をまず検討してみて。
「幅と長さ」の連絡でその寸法で作ります。
い草の品質は4段階あるので、これは予算に合わせて決めればいいかと思う。
希にサイズオーダーで作るとき「角落とし」をしたい人がいる。
そのときには「その角の寸法と位置」がわかる図のようなものを必ず送ってほしい。
文字だけで右だの左だの、左上で横を15cm縦を45cm切る、など書かれても何のことだか全くわからない。
今はファクスを持っている家庭も減ってきたようなので、紙にでも書いて写真を撮ってメール添付で十分です、ともかく、その位置と寸法が記載されたものがあればいい、手書きで十分です。
サイズオーダーで作るとき同時に角落としも行います。
おまかせ工房では上敷きを作る全ての人に上敷鋲は無料でつけているから別途用意は必要ないと思う。
問題は補修用ヘリテープだけを使う場合かな、補修用ヘリテープを使う場合には必ず上敷鋲を挿してください、鋲がないと始まらない。
先にも書いたように補修用ヘリテープを使う場合にはすでに上敷きをどこかで買ってある人だから鋲のことまでこちらではわかない、そのため挿さないで貼っても剥がれやすくなる、となると・・・失敗した・・・商品が悪い・・・とレビューで書きたくなるはずなので、しっかり用意するべきものはしてから補修用ヘリテープは使ってください。
江戸間、五八間 八畳相当のサイズオーダーで作る上敷き ランク7
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/goza-order-010.html
興味のある方は是非ご覧ください。