基準寸法ではなくサイズオーダーで作る座敷すだれ
ほとんどの基準寸法で作ることがない座敷すだれの世界です、基準寸法は幅88cm下がり172cmなんだけど、座敷すだれは下が空いても気にしないから下がり172cmというのはよくある、しかし、幅88cmではないことが多くて結局使う場所の間取りが現代版の間取りになっていることが多いのかな。
座敷すだれを掛けてみようかというのは気分と懐具合が合い重ならないとなかなか作れるものではないと思う、そのためほとんどが業務用です。
圧倒的に割烹や料亭、そして、神社や仏閣で使われることもあって、座敷すだれは節目のあるものが好まれて使われます。
割烹だと窓ごしで使うことが多いかな、料亭だと母屋全体の各場所です。
神社では本殿では神前御簾を使うけど待合室、社務所では座敷すだれを使って軽い感覚になるようにしておくことも目立つ、仏閣ではこれまた母屋全体の到るところで使う。
座敷すだれは贅沢品と言えばそうなるかな、そもそも歴史的にみても朝廷や公家、武家の嗜好品というものだ。
節目のない座敷すだれというものもあって、それらは比較的安価で作れますが、知ってくると節目のあるものを選びます。
節目のない座敷すだれはNo.1とNo.3です。
おそらく通販などで安いよ安いよと販売するのは節目のないものだと思う、並び替えをして一ページ目に出したいところはそういうものしか扱わないはず。
座敷すだれは竹ひごの太さ、竹の使う場所、表面裏面の処理、経糸の本数、鈎や房の種類などによって価格が変わってきます。
おまかせ工房ではNo.4の座敷すだれからサイズオーダーで作っていますので、おのずとおこの座敷すだれが最も人気の高いシリーズなんですけど、節も模様として活かせるとても良いスダレです。
座敷すだれは一人一人寸法が違うから作り置きというものがありません、作るのに時間がかかるので2週間ぐらいはみておいてください。
それと、座敷すだれ、神前御簾、仏前御簾、祖霊舎すだれ、箱宮すだれなど似たようなものが商品ページにありますが、全て使う場所や作り方などが違うものです。
サイズオーダーで作れます お座敷すだれNo.4
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/zashiki004.html
興味のある方は是非ご覧ください。