箱宮の原型
箱宮っていうのは箱型の神棚のこと。
お宮ともいうし宮形ともいうんだけど、今回の店長ブログは箱宮の大元になっている本雅神殿を紹介してみようと思う。
製品を製造している人達ならばピンとくると思うんだけど、最初に作ったものって一番高性能なことが多いよね。
それをあれこれ考えて、部品を取ったり、性能を取り出したりして別のものを作り出す。
派製品という言い方もするけど、ヘビーユーザーに合わせていくって考え方に近いかもしれない。
神棚の世界でも似たようなことがあって、数十万円する神棚もあれば数千円の神棚もある。
作る側からすれば普通は一番良い素材、こうあるうべきって考え方から出発するもんなのね。
そしてこれは別の素材が代用できてコストが落とせるとか、もう少し安くするにはどうするのかとか、共通部品を作って量産できないかとか、まぁいろいろ。
ところが、やはり最初の一発目のものって魅了されるの。
贅沢品に近い、嗜好性の高いものだからね。
箱宮の原型がこの神棚。
御簾には正絹を採用して、見えない部分まで桧の板を使って、類似部品も存在しなくて、良いとこ取りをしている神棚。
神棚を探している人の中に大元になっている神棚を選びたい人もいると思う。
でもこういう商品はひとつ困ったことがある。
サイズがワンサイズしかない。
つまり、ちょっと大きい。
大中小のような大きさ分けがなくて、というか作る必要がない。
選ぶ人も限られているし、ここまでしなくても他にもいろいろ作っているしね。
今回の神棚で店長がすすめる組み合わせっていうのがあって、是非、長三宝は使って欲しいところ。
何故かと言うと、板目にしてるから。
普通は化粧板を使う部分なんだけど、板にしている。
ということは、水玉などの水滴が下に落ちていくと時間と共に黒く丸い跡が残る。
これは神棚を棚板の上に乗せてセトモノセットなどを置いている人なら何の事を言っているのかわかると思う。
だから、長三宝の上にセトモノを乗せておくといいでしょう。
長三宝なら8寸がちょうどいい。
セトモノセットなら小かな。
灯篭を置きたい場合には小、ただ配線が近くにないといけないし灯篭は好み。
神鏡は2寸あたりでいいでしょう、雲型2寸が収まりいいかも。
好みでかがり火を置いて、これは小さくで問題なし、6cmぐらいで十分。
本雅神殿
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興味のある方は是非ご覧ください。