左右の位置で見た目が決まる ゆるく張るのが良い
神具は仏具と違って種類も少ないし派手さもないね、市場規模も20倍以上違うんじゃないかな、神具は地味です。
そんな地味な神具の世界でも神前幕、神鏡、セトモノセットは毎年取り替えるという人もいるんだけど、そうそう汚れるものでもないけどね、気分かな。
そして、色付けされている神具としては神前幕、真榊がよく使われる神具。
神棚周りって白木の色だから色彩が少ないわけだ、そこで色を入れるとなると目立つ。
ところで神前幕を掛けてみてどうも見た目としてなんだか変だということがあって、それは要するにワンサイズ短いものを掛けたときだね。
張りすぎてしまって左右の下が内側に来てしまうことがある、短いからそうなる。
一般的に神前幕は棚板の幕板に掛けて使うために寸法表記をしている。
75x36とあれば幅75cm、2尺5寸の棚板に向いてますということ、下がり36cm。
だから、実際は80cmぐらいあるわけね、たわませて掛けると綺麗に掛けられるから。
っで、これを箱宮で使うとなるとまた話が変わってくるし、他の場所でも当然変わってきて、その場その場で考えないといけない。
そして、前面だけに掛けるのが多いんだけど、左右にまで掛けたい場合には無地しかないと思う、紋の位置は前面専用として作ってある。
もし、下の画像で言うと「上の神前幕」になっていると思ったら、それはワンサイズ大きなものを次回選ぶといいでしょう。
左右の下が内側にきてしまう・・・・この意味が伝わるんじゃないかな。
使えるものだから無理に変えることもない、次回で良いと思うし、こえも気分が変えたくなったら変えてみて。
ゆるく張る、でもゆるすぎるのもかっこ悪い。
神前幕は棚板の幕板に取り付けます。
稀に幕板がないとき天井に画鋲などで付けてしまうものを見かけたことがあるんだけど、あれはかっこ悪いし、一度付けたら長く掛けておくものだからちゃんとやっておこう。
だから、神前幕と注連縄をする場合には棚板セットの「幕板付き」を選ぶこと。
たった一枚の板なんだけどここに掛けるか掛けないかで見栄えが違う。
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