廊下の位置や仏壇の位置などで逆に向けたいこともある
和室っていうのは床の間があったりするんだけど、その他の構成部分として襖、障子があって廊下に面しているんだけど、ほぼ位置関係は決っているからどの家に言っても違和感を覚えないと思う、というか生活の中では意識をしない部分だと思う。
さらに仏壇などがある場合には家族がいるときにどの向きに座卓を向けるのかが自然と決まる、これまた意識をしないで自然に置く。
畳も6畳であれば6畳の置き方になり、10畳であれば10畳の置き方になる、これも意識をしないで並んでいるものだけを目にする。
馴染みすぎているから意識をしないんだけど、やや特殊な上敷きというものがって、おそらくこれができることをを知った人は是非そうしたいと思う「逆ヘリ仕様」の上敷きのご紹介です。
い草上敷きには「縁 ヘリ」がある。
さて、普通は長く見せるように作るのね、そのほうが部屋が広く見えるし、これ自然。
ところが90度反転させて作ることが稀にある。
それが逆縁仕様の上敷き。
逆ヘリ仕様にすると畳数計算で通常仕様より多くなります。
廊下の位置関係で逆に向けたいことが多いんだけど、L字廊下の場所にある和室とかね、なんというか大きな家の場合だ。
マンションでも一部屋だけ和室のとき、リビングに接している場所のときには依頼がありますね。
おまかせ工房では「幅」「長さ」と横向きと縦向きの呼び名をしているのは、お客さんが逆縁仕様を知らないことがほとんどだからなんだ。
上敷きって正方形以外のときには「幅<長さ」が基本。
逆に記載をしている場合にはこちらから一度聞きます、特殊な仕様であることは確かだと思うからさ。
向きを変えた上敷きも作れます サイズオーダーで作るゴザ
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興味のある方は是非ご覧ください。