神棚のときにはここまで木目が整っているものである必要はありません
神具にはランクがあって、目的に合わせたものが用意されていることがあるわけなんだけど、そりゃ高ければ高いほど良いものであるけど、そこまで必要ないんだよっていうジャンルのものがある。
お盆のようなものに脚が付いている独特な形状のものなんだから、見たことがある人のほうが多いかと思うので、説明なんかいらないぐらい。
このジャンルの3点はピンキリ神具の代表格みたいな位置づけがある。
粗悪品は徹底的に粗悪品、もう恐ろしいほどの劣悪品なんだけど、目的が合致していればそれはそれで役立つ本命になるので、商品選択がとても難しい商品でもある。
良い物、悪い物というわかりやすい言葉が伝わりやすいと思うので、同じ大きさのものでも良い物と悪い物では3倍、5倍の価格差があるなんて珍しい話でもなんでもない商品なんです。
おまかせ工房の三宝、遠山三宝、折敷は神道祭壇、祖霊舎などで使うランクのものなので、とても綺麗な細かい木目のある商品なので安いもののほうではありません。
八足台などで神棚を祭っているときでも使うかな。
しかし、極々普通に祭っているようなときには、ここまでの商品は必要ないかもしれないので、半分ぐらいの価格帯のものでも十分かもしれない。
選ぶ時、一台だけなら違いがよくわからないはず。
もし複数台並べて使いたいときには、安いものには手を出さないほうがいいでしょうし、その分、費用もかかるけど全体を揃ったものにしたいときには、良いほうを選ぶことを薦めています。
折敷、遠山三宝、三宝と言葉がそれぞれ違うけど、同じ部品の組み合わせみたいなもんでして、折敷っていうのは上に付いているお盆の部分を言います。
そして選ぶときには「横幅基準」なので寸法表記はひとつで決まる神具です。
あれこれ細部の寸法は本来不要なんだけど、ネット通販場合には細かく表記しているだけの話なので、「何寸の三宝」・・・これだけで商品を選ぶことができる神具なんですね。
それと大事なことをひとつ。
三宝類はとてもヤケやすい神具なので、積み上げて販売しているようなときには、日焼けしている可能性がとても高い、そして、白木のためホコリがつくと木目に入るから少しづつ黒くなっていく。
専門店のような管理ができるところで買ったほうがいいよ。
特上三宝 3.5寸 木曽桧 祭壇向け神具
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/kamidana3003.html
興味のある方は是非ご覧ください。