三宝はピンキリです 粗製濫造の世界になるので使う場所で選ぶこと
形になっていれば皆同じ、同じようなものは皆同じ、、、これでは無知をさらけ出してしまうので、大人の判断ではちと困るわけなんだけど、適材適所という考え方を持ち合わせていないと、ピントのずれたものになってしまう。
ズレが酷いと噛み合わないので、自然と類は友を呼ぶわけだ、コレ・・・モノ選びでも同じとこが言えます。
神道祭壇、祖霊舎、八足台などで使う時には、元のベースとなるものが高額になるので、神具もそれに合わせたものを選びます。
特に白木の神具の代表格・・・三宝、遠山三宝、折敷に至っては、ピンキリが激しすぎて価格で選ぶと粗悪品もここまでくるかってぐらいのどうしようもない商品に出くわします、しかし、それはそれで使うべき場所というものがある、だから、適材適所なんです。
こういう神具に興味が無い、そのときあればいいだけ、という具合に薄い関心事のことも多いかと思うけど、神具というのは単品のみで見ていても、良いもの悪いものの判断がつきづらい。
多くの場合、一台、一個のみを手にしているかと思う。
良い神具というのは、複数台、複数個を横並べしても同じような木目、色目で並べられるように作るものを言います。
今回の三宝、遠山三宝、折敷は、複数台使う代名詞のような神具なんですね。
だから・・・天然素材で作るもので、かつ、無塗装のもので横並べしてビシッと揃えられるぐらいものを祭壇、祖霊舎、八脚案では使いましょうということを言うわけです。
ならば、神棚で使う場合はどうなんだ? ということになる。
祭壇方式で神棚を祭らないで、よくある棚板などに置いている場合には、三宝、遠山三宝は高さ寸法の関係で使う機会がほとんどありません。
折敷を使うことがあるかと思うけど、これも正方形になるので神棚の棚板では奥行きが足りないことも実際多いですね、そのため長三宝、豆八足台のほうが使いやすいかと思うし、この2種類のほうが手軽でどんな場面でも合います。
三宝の半分ぐらいの高さのものを遠山三宝と呼びます、他の名称もあるかもしれないけど、遠山三宝が多いはず。
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興味のある方は是非ご覧ください。