神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

武家もあれば農家もある 巴紋という神前幕は幅広く使われる

巴というのはその形から水がらみではよく見かける それと戦だな

今、神前幕に家紋を入れることはほとんどないかと思う、もし、昔からそうしているというときにはお寺などのことが多いので、家庭用の神前幕では巴紋、稲荷紋、卍紋、無地ぐらいから選ぶことになる。

それと、家庭向けでは化繊が主流です、神前幕というものは洗濯をしないので定期的に交換をする神具でもある。

ブロードや正絹というものないわけではない、こちらを使うのは業務で使うようなときが多いので、あとの管理で費用がかかります、クリーニングをするからね。

 

ところで、紋があるとどれにするか考えてしまうこともあるだろう。

ひとつに一途であれば、ずっと同じ紋を使えばいいんだろうし、他のものに取り替えてもいいだろうし、なんとも言えないかな。

ただ、最初に選ぶときにはこんなことがあるんだよ、、、ということなら言える。

 

では、どんなことがあるのか?

例えば、今回の巴紋なんだけど、農家や武家が好んで使う。

なんだか昔々であれば真反対な立場のようなんだけど、巴というものに意味がある。

「水がらみ」「戦がらみ」ということ。

水関連だからわかりやすい、水がないと農作物が育たないし、干ばつになれば大事だね、それと戦関連として三つ巴と聞けばピンとくるはず。

デザイン的にも人気があるのも事実だから、これ良いね!、って具合で選ぶだけ。

 

 

神前幕の掛け方で失敗をしているケースが多々あります。

下記の図を見て正しい掛け方にしておうほうが、断然キマリます。

 

交換頻度は人それぞれなのですが、経験的に1年、3年が多いように感じている。

毎年取り替える人は専門店で買うことを薦めていて、量販店はころころと売れやすいものに変えてしまうけど、専門店は商品が一定なんです。

だから、品質も一定ということ。

価格だけで選ぶなら量販店、後々のことを考えるなら専門店、こんな風に使い分けてもいいかもしれませんね。

 

 

神前幕 京友禅特選 幅60cmの棚板に最適なサイズ

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い草上敷きには向きがある 反対の向きであえて作ることもある 逆縁仕様

ゴザの逆縁(ぎゃくべり)仕様になると畳数が増えることがほとんど

い草上敷きにしても畳にしても向きというものがある、そんなことは普通なら意識をしないことなんだけど、全く知らないと何のことだかわからないかもしれない。

というわけで図を見て欲しい。

ただ、日本家屋の10畳だけは逆縁仕様になっている、もっとも今どきの住宅で10畳間はほとんどありません、8畳までかな。

 

縁の向きなんか誰も気にしないことなんでしょうけど、このようにハッキリとした違いがあって、「あえて」逆向きに縁を向けて畳しても上敷きにしても作ることがある。

まぁ、業者が知らずに作ってしまうことはまずないはずなので、このような逆向きの縁で作られた和室を見たときには、ほぼ特注製作の和室ということになる。

 

では、どうして逆向きに作るのか?

廊下の位置が関係している場合と、仏壇の位置が関係している場合でほぼ決まる。

仏壇についてはそれぞれの家の中で決まることなので、今回は省略させてもらいますが、廊下の位置っていうものが決め手になる、、、おそらく建築業者から「畳の向きはどうします?」などの会話があったかもしれない。

 

廊下・・・ちょいと広い日本建築の住宅のときにはいろいろな廊下があるわけだ。

 

遠近法って聞いたことがあるかと思う、それが和室に当てはまる。

縁の向きを変えるだけで、広く見えたり狭く見えたり、人が集まったときに並びやすくなったりする、これも普段は誰も意識をしないと思う。

そこを知っている業者のときには、一言会話の中に織り交ぜてくる。

 

しかし、そんなことを意識して上敷きや畳を作る住宅は限られている。

ここが大きなポイントでして、「幅>長さ」という基本形でサイズオーダーを注文してくる場合にはなんら問題ないけど、「幅<長さ」の寸法で注文されているときには、こちらから聞き直します。

「幅<長さ」・・・これをい草上敷きの逆縁仕様と言います、稀な形になっている。

 

そして、逆縁仕様の上敷きのときには、畳数の計算でほぼ増える。

サイズオーダーのときには「幅より長さが長い 幅>長さ」になるのが基本かな。

正方形のときには関係ありませんよ。

 

 

ランク9で作る引目織りの上敷き サイズオーダー

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神棚におめかしをしてみよう ガラリと変わるぞ 扉につけるスダレ

神棚のおめかし スダレ一枚でオシャレになる 扉御簾というもの

神札が丸見えではなんか気になるというときに使うといいかもしれないんだが、神棚の扉の裏側に一枚の御簾をつけておくことがあるので、知っておいても損はしない。

もともと御神体の手前には御簾を使うことが多くて、御簾(みす)っていう言い方をするので、これも神仏用語に近いものがる、要するに「すだれ」です。

 

神棚の扉は開けておくのか、閉めておくのかという大論争がある。

これには結論がないけど、家庭内の風習、習慣が根強いこともあって、行き着くところどちらでもいいんじゃないの? というあいまいな結論になる。

ただ、知っておいて欲しいところは、神棚製作の現場からすると「扉は閉めておく」ということで作っているからなんだけど、細かい話は省略しておく。

 

一社でも三社でも五社でも七社でも、必要であれば扉御簾をつけておく。

ついでに言っておくと、何も入れていない社があったとしても、三社であれば末社だけ空だったとしても、普通は三枚の御簾はつけておくことがほとんどなんです。

神札が入っている入っていないは気にしないかな。

 

 

神棚の扉は外せるので、ガバッと木枠ごと外すことになる、これをしないと始まらない仕事だけど、初めて外す人はちょっと怖さを感じるみたいで、問い合わせでどうのように外して良いのか聞いてくる人もいましたね。

ガバッと外してバキッと壊したのではどうしようもない。

 

これは御霊舎の扉の外し方なんだけど、要領は神棚の扉の外し方でも同じ。

下側を手前に引っ張ればガバッと外れますから、左右の下部を持って引き出してください、入れるときには当然ながらその逆です。

 

 

 

なお、御霊舎の場合には特注製作になる。

というか、御霊舎では扉御簾はあまり使わないかな、やはり、神棚で使われることが多い。

 

サイズがあるけどれ、選び方のコツは「幅で選ぶ」ということ。

下が空いても気にしない、御簾は下が空いてもかまわないものなんです。

横幅が短くて左右に隙間ができるのは避けたいかな、だから、横幅で選ぶ。

 

 

 

 

神棚の扉につけるスダレ 扉御簾 中サイズ

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