神幕の付け方・掛け方
どの都道府県でも古い地域というのがあって、現代では城がなくても昔の城下町だった地域には氏神神社というものがある。
地図を見るとだいたいわかるんだけど、小さな町がいくつも密集しているよね。
なんとか町、なんとか町って具合に20世帯~30世帯でひとつの町を形成していて、そこには町内会ってものが出来上がっている、昔からある町名の地域。
新興地域や新開発された地域の場合には、区画が大きくなっている。
っで、この時期になるとその氏神神社から大麻の配布が行われることがあるんだけど、神宮大麻っていうものだね、授与大麻は行かないといけない。
ちょっと形が違うからすぐにわかる、祝詞も違うはず。
お!同じようなものが二枚になったぞ!ということになるんだけど、神棚があれば一緒に祀っていけばいいのではないでしょうか。
ところで、初めて神幕をしてみたい、今年は掛けてみようかな、と思っている人もいることでしょう。
どこにどうやって掛けるんだ?という疑問もあるかもしれない。
引っ掛けるだけです、その引っ掛けるものがないのであれば別途取り付けてください。
紅白紐を引っ掛ければおしまい。
多くの場合には、棚板の幕板の後ろ側に取り付けるはずなんだけど、この幕板も雲形状のものや鶴形状(画像ね)のものや、なんというか縁起を担いだ形状になっていることがあるから、それを隠しちゃいけないよね。
どうやるんだい?って聞かれたもんで、そんなことを書いている。
見ればわかるでしょうと思うんだけどね、不安になるのかなぁ。
幕板がないのにそれでも神幕を付けたい場合には、天井しかないでしょうね。
箱宮のような形であれば内側の欄間に取り付けるだけ。
小さな引っ掛ける金具でもいいし、小さな釘でもいいと思う。
その場所に合わあせたものを選ぶ。
赤房が付いているから、それで中央を持ち上げる。
クルッと回してちょうどいい高さまで上げておけば完成です。
ものすごく簡単なことですよ。
感覚の話にしてしまうと個人差があって、下がり寸法の長い短いなどどのぐらいがいいのかってことは個人で決めればいいことなんだけど、無地の神幕であれば下側をハサミで切って短くできる。
紋付きでもできるんだけど、下を切って短くすると紋の位置がずれてしまうから、普通はしない。
お裁縫ができる人ならば、左右などにも手を加えて寸法直しも可能です。
おまかせ工房の神前幕は「上品」のほうになるので、こんな違いもあるんだな、と知っておいてもらえると神具の良し悪しがわかるのではないでしょうか。
ほとんど棚板で神棚を祭っている人がよくつけるよね。
ちょっと良い、なんだか良い感じになる。
それと、こんなの付けたらガッツリ目立つんじゃないの?と思う人もいるはずなんだけど、それ逆ですよ、不思議なぐらい目立たない。
あるんだけど気にならない・・・・不思議な幕です。
手軽に神幕をつけよう 3尺幅の神前幕 稲荷紋
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興味のある方は是非ご覧ください。