神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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鎮物を埋納しよう しておこう

鎮物を埋納しよう しておこう

大麻なんて文字を使うもんだから、それ系のものを販売していると勘違いしている人もいるんだけど、大麻っていうのは神道では欠かすことの出来ない麻紐のことです。

ついでだから書いておくと、大麻はいろいろな使い方をして、紐が一番使うかもしれないけど、長いものは祓串に混ぜたりするし、細かく切って唐櫃に中に入れたりして、さらには切麻状態にして部屋に撒いたり、外に撒いたりする。

なんのこっちゃ?という人もいると思うけど、それを大麻と呼びます。 

 

っで、鎮物っていうのは飾り物ではないので、埋める。

埋納というんだけど、土の中に埋めてしまう。

そのとき麻紐と桐箱は時間とともに腐敗し朽ちていく。

中には金属の七種類を入れてあるんだけど、普通はこれは見ない、開けない。

そのまま入れておくだけ。

いずれ・・・と言っても相当な年月が経つわけだけど、その金属だけが残る。

もうその頃には埋めた人達は誰もいないんだけど、そういう物だけが残るわけだ。 

 

神社に埋納を頼めば、たぶん、表書きにそこの神社の名前を入れると思う。

蓋の裏側には御本人様の氏名と年月を入れる。

他に書いておきたいことがあればそうすればいいし、してはいけないということはないから、思いのまま書くといいんだけど、一度書いたら二度と見ることはないでしょうし、見せることもないだろうからさ。

 

土地を転売したりしてもそのまま埋めっぱなしにしておく。

だから、土地を買ってそこへ家を建てるときに、整地すると出てきたりするんだけど、それは神社名などが書かれていれば返納してもいい。

神社だけじゃなくてお寺でも鎮物を扱うから神式、仏式とあるんだけど、鎮物自体は同じものを使う、作法が違うだけかな。

 

 

 

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賃貸物件でも個人の想いがある場合には、こっそりと空いている場所へ埋めておくこともあるんだけどね。

だいたい、「鎮物」って何よ?初めて聞いたって人がとても多くて、そうそう手にする機会もないんだろうけど、まぁ、とてつもなく古い習慣です。

 


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怪しい習慣ではないからさ、工務店、建築関係者などの人達はよく知っているよ。

 

 

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興味のある方は是非ご覧ください。