小型の箱型神殿の場合には引き出しに榊立てを置くと良い
箱型の神棚では榊立てのポジションをどこにしようか考えてしまうことがあるようで、おまかせ工房にも稀に問い合わせがある。
何も悩む必要などなくて、膳引き(引き出し)を少し出してそこへ置く。
というより榊立ての代わりに真榊を左右に置いておけばいいのかもしれないけど、箱宮の場合には内部に葉を開かせると全体を覆ってしまうからさ。
使わない人もいるよね、榊立て。
小さな榊立てを使う場合には枝の剪定をする必要もあるかもしれない。
時には何本か榊立てに入れてゴムでしばって葉のボリュームを出すこともするんだけど、盆栽のように小さくしていくこともある。
それよりなかなか入手ができない環境の人たちも増えてきて、歩いて買いにいける人はいいと思うけど、榊だけ手に入れようとすると意外と大変ということもあって、シバでもないしシキミでもなし、サカキにもホンサキカだのヒサカキだのってこれまたあって、わけがわからないこともあるでしょう。
あと、最初だけやってたという人は店長の周りでも多い、取り替えが面倒になってしまうんだ。
だから榊だけは何かの節目のときだけって人がいる。
榊がないと始まらないという場合には、このような小型の箱型神殿を棚板の上などに乗せて祭っておく、少し幅広のものを使えば左右が空くから榊立てを置きやすいと思う。
箱宮には引き出しを付けてあって、何を乗せるの?と聞かれたこともあるけど、臨時のお供え場所と考えておくと用途が広がると思う。
このような一番小さな神具を並べてみても、箱の中は決して窮屈な感じはない。
ただ、詰め込みすぎたりしないようにしたほうが見栄えもいいはず。
ガラスケース入りの一社 すだれ付き
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