蠱毒(こどく)と厭魅(えんみ)
さて、今回の店長ブログは人の思いを込めるための道具を紹介してみましょう。
ちょっとその前に、ちと難しい漢字がありまして、「蟲毒」「厭魅」というこれまた聞きなれない言葉が出てくるから、も~と大きくしたものを書いておく。
これが「蟲毒(こどく)」と「厭魅(えんみ)」ね。
一発で書ければ漢字検定1級もらえると思う。
術です、術。
蟲毒術、厭魅術っていうなんというか、大昔からある呪い術みたいなもんかな。
蟲毒っていうのは虫を使った術、厭魅っていうのは人形(ひとかた)を使った術なんだけど、こういう区分けの方がわかりやすいと思う。
記録によると、遡ること1500年前ぐらいにはあったらしい、この日本でね。
まぁ、現代とは大きくかけ離れた時代だから、当時の人々の暮らし、環境、考え方、風俗などは大違い。
でも、不思議なもんでね、人の気持ちってやつはあんまり変わっていないみたい。
まぁ、日本の歴史がどんなに長くても、人間せいぜい生きられて100年です。
生まれるときにはゼロから始まって、後は環境次第で大きく変わる。
呪いって聞くと悪いイメージがつきまとう、「呪いをかける」ことばかり目が行きやすいんだけど、「呪いを解く」ということも同時にするのでお忘れなく。
つまり、厭魅術っていうのは、木製人形代を使った術でもあるんだけど、店長ブログなんで「かける」方で書こうか、「解く」方で書こうか今迷っている。
ん~どっちの展開がブログとしてはいいんだろう。
そうだ、「かける」も「解く」もよした、止めた。
きっと興味が有る人はネット検索するに違いない。
そこで初めてこういう道具があることを知るだろうし、その目的なども知るだろう。
それでいい、店長が書くまでもない、今回はね。
「呪い」なんて言葉を使うから迷ったのか・・・・な。
改善って書けばスラスラ文章が出てきたかもしれない。
そう、思いの改善、思いの回復か。
良くも悪くも使われる人形代。
深すぎて書けない。
個人的には、体が痛いときその部分を擦ると、なんとなぁ~く痛みが和らぐことがある。
スリスリ指で擦っているとね。
痛て~な♪ 良くな~れ~♪ なんて思いながらさ。
フラシーバ効果だな。
でも、それとは全然違うことでも使うんで、水と油が混じるようなもんか。
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木製人形代ひとかたしろ 杉 一枚彫り 小さな人形代 約高さ10cm厚
興味のある方は是非ご覧ください。