神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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正しい八足台の使い方・乗せ方

正しい八足台の使い方・乗せ方

さて今回の店長ブログは豆八足台の正しい乗せ方について書いてみようと思う。

風習やしきたり、伝統のようなものが優先されるけど、初めての人の場合には右往左往しがちだね。

八足台、長三方、三方など何をどのように乗せたらいいのかわからないことがある。

きっとそういう時にはネット検索をしてどこかの商品ページや神社のページから画像を探しだして、あーこの順番か~と思ってその通りにする事が多いと思う。

 

特に業者のページが検索上位になりがちだから、商品ページが多いかな。

そのときの結果、、、それでいいんですか?ということです。

おまかせ工房も今年でネット通販を始めて15年が経ったけど、15年前はほとんどいませんでしたね。

古株っちゃ古株で、そのせいかウェブサイトの文章を頻繁にパクられました。

他の業者のページをみれば、そのまんまじゃん、ということがよくあった。

誤字脱字までパクられて・・・よくもまぁーぬけぬけと、、、って感じですが、これも世の常です。

 

ところで本題ですが、業者はどこまでいっても業者です。

詳しい人もド素人の人も販売はできるし、安ければドンドン売れまくる時代なので知らない業者に聞いても無駄。

八足台に乗せている神饌(しんせん)の並べ方については、真似るだけの業者の商品ページでいいのかな~と思います。

 

使っている素材は下記の通り。

1.豆八足台の【並品】 幅20センチ弱。

2.セトモノセットB豆の【上品】

 

この組み合わせで豆八足台に乗せるときのパターンを考えてみようというブログ。

 

1.おそらくこのパターンが一番多いかな。真似が真似を呼び、右見ても左見ても同じようにしていく。日本社会そのものかもしれないけど、まぁ一番オーソドックスなパターン。ならば、こう並べる根拠は何か?と聞かれると、ほとんどの人は答えられない。

教科書のような乗せ方です。

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2.左右のどちらかに塩か米がくるパターン。

これも比較的多い、バランスがいい。ねじれていないというか、ストレートというか、違和感が全くない。左右にどちらを乗せるか一瞬迷うかもしれないけど、迷い禁物。直感でいいんです。

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3.これはまず見かけないね、いないんじゃないかな。

榊立てを使わない人もいるぐらいだし、もし乗せるとすれば折敷が良いと思う。榊立てと水玉は水滴がつくから下に丸く跡が残りやすいのね。だから折敷を使っていることがよくある。神棚の豆八足台には乗せないね。

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4.数こそ少ないけど若干の方がいます。個人の思い入れがあるときにしているようですが、祭る場所がないときもしますね。「米か塩」と書いてあるけど、半分づつにしていこともある。2個並べないで1個にしてスペース確保中ということかな。

皿に二種類入れてはいけないなんて誰一人として言わないと思いますよ、そんな決まり事聞いたことがない。

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5.これはかなりいます。バランスが良い。

豆八足台の前に米、塩を置く。前からみると惚れ惚れしてくると思いますよ。店長も好きな並べ方。神棚セットのような小さなセトモノの場合には向いています。両手で持つことのある大きな平子の場合にはしません。その時には三方などに乗せます。

一般家庭で高さ30センチぐらいの平子は滅多に使いませんね。神棚向け神具の場合には良いと思います。

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6.これは1番の逆パターン。この並びではいけないのか?と聞かれると、こっちにしている人は少ないと答えると思う。

何故か水玉は左側において、右側には置かないね。この並びで祭っている人は相当少ないか、いないか。米と塩の逆転などはよくあることだけど、水玉が右側にくることは少ないのではないでしょうか。規定のようなものは一切なので、行き着くところは好みです。

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7.全部のせというパターンですね、これも若干見受けられます。

ちょっと今回の豆八足台では狭いんだけど、みんな乗せてしまった方がいいと考える人に打ってつけ。豆八足台を使う人、長膳を使う人いろいろ。

このような全部のせで良い点があって、一発で総取替ができるってところかな。

簡単にいうならお盆ごと取り替える感覚ね。豆八足台より長三宝の方が向いているかもしれない。

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なんだこんなでいくつかパターンがあるけど、誰も決めていないってところは知っていてもいいかも。

決めるのは習慣であり伝統。

人の真似をするとなんとなく安心はするだろうけど、自分を貫く気持ちも道だね。

 

っで、最後に正解はあるのか?正しいと言われるものは?

ない。

 

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興味のある方は是非ご覧ください。