横長三宝・長三宝・長膳と言われる神具のひとつ
神具の名称って決まっていないんだけど、広まった言葉が主流になるということがある。
まぁ、どの業界でも似たり寄ったりってわけだ。
その神具の中に三宝と豆八足台を足して二で割ったようなものがある。
人はそれを長三宝とも長膳とも横長三宝とも呼ぶんだけど、正直、神棚用語ってメジャーではないから、たまに問い合わせで戸惑ってしまうこともあるんだよね。
特に、地域によって違う名称とかさ、習慣風習などはもっとわからないんだけど、ざっくりと一般的なことは大丈夫だけどね。
おまかせ工房では長三宝と言っているだけで、これも販売業者によって作り方などが違うから、細部の話は直接聞いてみるしかない。
ところで、この長三宝・・・何をするためのもんか? どこで使うのか?
これがまたまた困りもんでして、ここで使うだけのもの、というところがない。
もうどこで使っても、置いてもOK。
誰も文句は言わないし、言う人もいないし、お好きな様に、、、、という具合。
三宝であれば頻繁に見かけると思う。
八足台(八脚案)も見かけるはず。
神棚の前とかね、神道祭壇の内部とか、なんというか奥行きがとれないときに便利なもの。
だったら、豆八足台でもいいじゃないの?とくるんだけど、決定的に違うところは長三宝の周囲には縁(ふち)を付けるってことなんだ。
三宝でも縁はあるでしょう。
個人的におすすな使い方としては、半紙を菱型にして長三宝の上に置く。
そうすると溢れるようなものを乗せられるよね。
大豆とかさ小豆・・・・イメージ湧いてくれたかな。
それから湾曲なっているもの・・・例えば、さんまなどの魚。
この湿ったものの場合にはアルミホイルでもいいから、浸透を防ぐものを敷いておく。
焼いた鯛などの場合には、笹の葉とかを下に敷いて、その上に和紙でも敷いて、そこへ焼き鯛を乗せるとかね。
でも、一番多いのはセトモノなんじゃないかな、神饌の類。
7寸か8寸あたりを神前で使うと使いやすいし、持っていてもいい神具かもしれない。
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興味のある方は是非ご覧ください。