文字が消えかける前に取り変える どうして新旧を入れ替えないのかな
これは誰でもそうだという話ではないんだけど、随分と古くなった霊璽をそのまま置いてあることがしばしば見る機会がある、どうして新しいものに取り替えないのかな? と思ってしまうわけです。
一般的には霊璽(御霊)は木箱の中に入っているように祀っておく、そのための祖霊舎であり御霊舎でありという具合なんだけど、そのまま置いてあることもある、となると当然ながら劣化が早い、汚れてくる、白木だから色もやけてくる。
かなりヤケてきて汚れも相まって文字が見えなくなってしまうこともある。
そうなる前に取り替えれば済むことだから、新旧の霊璽を入れ替えてみて。
文字が見えない霊璽ってなんかおかしいんです。
腐食が進んだ100年前の墓石の文字が何を書いてあるのかわからないものとはちと違うわけでして、家の中に置いてある白木の霊璽の文字が消えかけるなんてね、消える前に新しくしたほうがいいです。
でも、どうして入れ替えないのか聞くと・・・こういうものって取り替えてはいけないものかと思っていた、、、という返答が実に多いんだよな。
そんな話は一切ないから、消える前に、ヤケてしまう前に取り替えてください。
名入れは神職に頼んでおくことも忘れずに。
霊璽への名入れは業者の仕事ではなくて、神職の仕事だらかね。
それから、複数の古い霊璽があったり、箱が一杯になりだしたら「繰出型」の霊璽を使って、ひとまとめにしておくこともある、10人分がひとまとめにできます。
文字が消えて誰なのかわからなくなってしまう前に、神職に相談されてみるといいでしょう。
相談すれば、こちらで霊璽を用意しておくとか、そちらで用意をしておいてとか、何かしらの返答があるので、似たような霊璽を選んでみてもいいし、違う形のものを選んでもいい、こういう部分は柔軟に変えて良いんだけど、どういう訳か・・・不変なもの・・・と思われている節もある。
なかなか生活の中で話の話題としても出てこない領域だからな、これはこれでしょうがないかもしれないな。
御霊(おみたま)一覧表
錦覆付 | 檜角型 | 操出型 | 御剣型御幣付 | 御剣型 | 御幣 |
高さ4寸 | - | 高さ4寸 | - | 高さ4寸 | 高さ4寸 |
高さ5寸 | 高さ5寸 | 高さ5寸 | - | 高さ5寸 | 高さ5寸 |
高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 | 高さ6寸 |
高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 | 高さ7寸 |
- | 高さ8寸 | 高さ8寸 | 高さ8寸 | 高さ8寸 | 高さ8寸 |
- | 高さ9寸 | - | - | - | - |
尾州桧の霊璽・御霊 檜角型 高さ5寸仕様
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興味のある方は是非ご覧ください。